一人暮らしの家は「部屋がやけに寒いな…」と想像以上の寒さを感じることがあるでしょう。
建物の構造や部屋の位置、間取りによっては熱が逃げやすくとても寒いのです。
そんな寒さに耐えかねて対策をしようとしてもストーブが禁止の物件などもあり、対策に迷う人もいるでしょう。
ですが、ストーブのような大げさなものではなくても、意外と簡単なことで寒さ対策ができるのです。
この記事では、一人暮らしの家で誰でも手軽にできる寒さ対策をご紹介します。
1.お金をかけずに出来る一人暮らしの寒さ対策
1,毛布の使い方を変える
寒い日の必需品の毛布ですが、意外と多くの人がその正しい使い方をしていません。
肌触りが心地よいので掛布団として掛けて、その上から羽毛布団を掛けるというのは、実はあまり良い方法ではありません。
羽毛布団の下ではなく、羽毛布団の上に敷くとより保温効果があります。
また、羽毛布団の上に毛布を敷く以上に暖かい使い方があります。
それは毛布を敷布団として体のすぐ下に敷くのです。
その威力は絶大で、それほど寒くない日にこの使い方をすると、暖かすぎて寝汗をかき過ぎて寝苦しいほどです。
毛布の位置を寒さによって変えて調節しましょう。
2,とにかく着込む
もっとも原始的な方法ですが、一番手軽にできます。
何枚も重ね着するだけでなく、ネックウォーマーや厚手の靴下を着用し、極力肌が露出しないよう着込みましょう。
寒さによってはこれだけで乗り切れる日もあるので意外と馬鹿にできません。
3,熱めのシャワーを首と背中に浴びる
寒い日は、せっかくお風呂で暖まったのに、お風呂から出ると一気に寒くなってしまうこともありますよね。
そんなときにおすすめなお風呂で出来る寒さ対策があります。
お風呂からでるときに熱めのシャワーを首から背中にかけて浴びましょう。体の芯から暖かくなります。
できるだけ長く、目安としては最低30秒以上浴び続けてください。
体の内側から暖かくなるので風呂あがりの寒さだけでなく寝る時も体がポカポカになっています。
2.少しの出費で一気に快適に!
1,断熱シート
一人暮らしの家は、部屋の温度が変わる要因に窓が挙げられます。部屋が暖かくても窓を経由して室温が下がってしまうのです。
そこで役に立つのが断熱シートです。シートを窓に貼るだけで部屋の温度を維持してくれるアイテムです。
100均で買うことができるので、大きな出費になることはありません。
2,湯たんぽ
古くから日本の寒い冬を支えているのが湯たんぽです。
若年層の方は使ったことが無い人も多いかもしれませんが、その効果は絶大です。
暖かいを通り越して熱いと感じるほどの心強い味方です。
湯たんぽも100均で購入できるので断熱シートと一緒に買って寒さに備えておきましょう。
湯たんぽを使う際にはやけどに十分気を付けてください。
3,サーキュレーター
一人暮らしの家では、取り付けられているエアコンが古いものだったり調子が悪いことがあります。
つけてもなかなか部屋が暖かくならない、部屋の上の方だけしか暖かくならない、なんてこともあるでしょう。
暖かい空気は上に行くので、サーキュレーターを使って部屋全体の空気を循環させましょう。
暖房の設定温度を高めるよりも体感温度がはるかに上がるでしょう。
ものによっては2000円前後で買えるモデルもあるので、それほど大きな出費にはなりません。
4,カーテンを変える
一人暮らしの家の場合、ほとんどの人が通年同じカーテンを使っているでしょう。
ですがカーテンの生地を厚手のものに変えるだけで温度が変わります。
断熱に特化したカーテンも売っているのでその防寒効果は大いに期待できます。
ただ、一人暮らしの家は収納スペースが限られているので、通年を通してカーテンを管理していくのは少し負担になるかもしれません。
3.一人暮らしの体調不良は大変。しっかり寒さに備えて乗り越えよう
一人暮らしで体調を崩してしまうと想像以上に大変です。
辛い思いをしないために日頃からしっかりと体調管理と寒さ対策をしておく必要があります。
そしてその寒さ対策には何万円ものお金が必要になる、ということはなくちょっとしたことで十分な効果を得られます。
寒い日には、ご紹介した7つの方法をぜひ実践してみてください。
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