都内の大学生の一人暮らしはいくらで過ごせる?内訳を徹底解説!

大学生の生活費

こんにちは。SoloVivi編集部です。

大学生にとって初めての一人暮らしでは、毎月いくらかかるのか心配な人が多いです。

周りの人に聞いても大体の金額しか答えてくれないことや、人によっては金額が違いすぎる人もいます。

今回は、大学への通学に適した東京都の山手線沿線に住むことを仮定して、一人暮らしの生活費内訳を説明していきます。

1.生活で使う費用の内訳はこの5つ 

1-1.住居費(家賃)65,000円

大学生の生活費

東京都内のワンルームアパートの相場平均は約65,000円となっています。

主要駅へのアクセスが容易な点と他の沿線に乗り換えが簡単ということもあり家賃相場は高いです。

ですが、山手線沿線内でも比較的相場が低い駅を2つ紹介します。

  1. 池袋駅
  2. 田町駅

2つの駅は、池袋が平均相場が56,000円と安価で、かつJR3線・東武鉄道・西武鉄道・東京メトロ3線の8つの乗り換えが可能なので利用しやすく、学生にとっての娯楽関係も多くあります。

田町は平均相場が58,000円となっており平均より下回ります。

乗り換えもJR山手線と京浜東北線があり、横浜みなとみらいなど主要都市アクセスは容易なため学生には好まれるポイントです。

1-2.食費 30,000円

大学生の生活費

一人暮らしで一番金額が変化するのが食費です。

自炊か外食でも変化しますが、2016年に調査された全国大学生活協同組合連合会「第52回学生生活実態調査の概要報告」では、1ヶ月の平均食費は2万4,770円となっています。

平均額をベースに生活すると1食当たり277円になります。

コンビニやお店で食事をするだけで超える金額なので、ご飯で不自由しない生活を送るためには、30,000円前後の金額を用意しておくことで生活が安定します。

1-3.雑費(日用品)5,000円~10,000円

日々の生活で欠かせない日用品も生活費となります。

ですが、一度購入すれば当面購入する必要がない品もあります。

シャンプーや洗剤、茶わんやタオルなどです。初期投資では費用が掛かりますが、毎月の費用になることは少ないです。

ですが、季節ごとに用意する備品や衣服などは欠かせないため、雑費として計上します。

1-4.娯楽費 15,000円

大学生では学業のほかに交友関係でつながりを形成しています。

自分の趣味への投資や友人との遊び、恋人とのデートなどの費用も計算します。

月の平均娯楽費は10,000円ぐらいと言われています。

ですが、生活していて必要以上に節制できない場合もあるため、余裕を持ち15,000円ほどの余裕を持つことで急な出費に備えることができます。

1-5.通信費や公共料金 15,000円

通信費は、携帯代金とインターネット環境の2つの費用です。

携帯代金は利用会社により異なりますが、三大キャリアで月7,000円から10,000円。

格安スマホで、月3,000円から5,000円が相場となります。インターネット環境は平均5,000円ほどとなります。

通信費では10.000円前後に押さえる必要性があります。

公共料金は、電気・ガス・水道となります。

利用状況により異なりますが、一人暮らしでは月合計しても平均5,000円前後となります。

エアコンをつけたままや蛇口の閉め忘れなどのミスがなければ金額は落ち着きます。

2.収入源の内訳はこの3つ

2-1.仕送り 80,000円

生活費は毎月必ずかかる為、金額と同じかそれ以上の収入が毎月必要です。

ですが、学生ではアルバイトだけでは収入に限度があります。

そこで、家族からの支援金「仕送り」が必要になってきます。金額は家計状況によって相違がありますが、多くの家計が負担している生活費があります。

  • 家賃
  • 公共料金
  • 通信費

上記の3つです。

契約手続き関係で保護者の同意が必要な場合が多く、支払いも保護者が行う家計が多数派です。

2-2.アルバイト代 50,000円

大学生の生活費

アルバイトで得られる金額は限界があります。

学校生活の問題もあり、ほとんどの学生が週3~4回のバイトをしています。

一回のバイト時間は3~4時間が多く、時給は地域により変化はありますが、東京都で958円(厚生労働省:平成29年度地域別最低賃金改定状況による)が最低賃金となります。

そのため、1か月で得られるバイト代は、50,000円前後となります。

場所によっては、ひと月分の家賃となってしまうことがあるため、アルバイトの時給・稼働時間・日時を生活費と見比べて決めていく必要があります。

2-3.給付金or奨学金 20,000円

大学や国からの制度を利用することで生活費・学費の補填が出来ます。

毎月一定支給額が決まっているものから、一括で支給されるものもあります。

一つ問題点があるとすれば、給付金は返済義務がなく、「プレゼント」に近いですが、奨学金のほとんどは返済義務のある「貸与」です。

将来的に返済しなければいけない奨学金を学費や生活費の為に湯水のように利用すると問題が出ることがあります。

事前に確認をして管理をするようにしましょう。

3.まとめ

都内大学生の一人暮らしの平均生活費は、およそ150,000円となります。

一人での生活は自身の金銭管理力が問われます。

実際の月の生活費を意識するために、一人暮らしの前に家計簿などをつけたりして計算してみることをお勧めします。

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