文鳥はスズメのように小柄で手乗りサイズ、更にはピョンピョンと跳ねて動く愛らしい動きの小鳥です。
しかし文鳥は一体どのようにして飼えば良いのでしょうか?
そこで本記事では特に仕事をしている一人暮らしの社会人の方に向けた文鳥の飼い方について解説していきます。
学生の方はコチラを一読!↓
1.文鳥とは
文鳥はインドネシアを原産とした鳥類で、日本では江戸時代からペットとして輸入されてきた歴史があります。
おそらくあなたは文鳥のうんちくよりもペットとしての知識を知りたいと思っていらっしゃると思うので、以下にペットとして最低限抑えておきたい知識をまとめました!
1-1.文鳥の基本的なスペック【寿命・値段・大きさ】
文鳥のスペックは以下のとおりです。
- 体長:10cm程度
- 値段:1000〜8000円程度
- 寿命:10年前後
以上のことから分かる通り、犬や猫などと比べて遥かに手頃で飼いやすいことがわかります。
また、同じ室内で飼う小鳥のインコと比べてもおとなしい種が多いので、近隣住民の声が気になる方にもおすすめです。
1-2.文鳥の種類
さて、一概に「文鳥」といっても様々な種類がいますので、一緒にどのような文鳥がいるのかみていきましょう。
- 通常の文鳥
- 白文鳥
- 桜文鳥
- シナモン文鳥
- シルバー文鳥
良くあるタイプの文鳥です。初めて飼われる方にも飼いやすくお勧めの文鳥です。
白い羽が特徴の文鳥です。とても丈夫な文鳥といわれています。
文鳥の中でも非常に高いタイプの文鳥で、かわいらしく、女性にも人気があります。
桜文鳥と似ていて、目の周りが茶色になっています。あまりない色合いですので少々お値段が高額です。
ヨーロッパ系の文鳥で、日差しに弱い文鳥とされています。
2.文鳥は一人暮らしの社会人にとって最適なペット!
ペットが飼いたい!…でも仕事が忙しいから面倒が見れない
という理由でペットがなかなか飼えない方一人暮らしの社会人にとって、
文鳥は最適なペット候補としておすすめできます!
その主な理由について3つあげてみました。
2-1.値段が安い
文鳥はズバリ
- 購入時
- 毎月の費用
という2つの面でかなり
まず、購入面については先述したように文鳥は安いのを選べば1000円代から飼い始めることができます。
犬や猫ですと数万円や10万円を超えてくる中で高くても1万円をしないという文鳥は、
やりくりが大変な一人暮らしの社会人にとってかなり飼い始めのハードルが低いペットです。
さ、ら、に!
文鳥は毎月の費用が圧倒的に安いです。なぜならエサ代が圧倒的に安く、半年で数千円というレベルです。
2-2.旅行に行っても大丈夫!
文鳥は雛の時を除けば、他のペットと比べて、ついていなければならない拘束時間があきらかに少ないです。
その要因として大きいのが、
- 散歩の必要がない
- 餌を多めに出して上げればいなくてもいい時間が増える
の2点です。
一人暮らしの社会人だと、ペットを飼っているとなかなか旅行にいけない!という方が多いですが、
文鳥なら事前の準備をしっかりすれば短期の旅行であればお家においていっても大丈夫な可能性があがるという点が、外でも十分楽しみたいという一人暮らしの方にぴったりです!
2-3.留守のときに預けやすい
上記で旅行への行きやすさをあげましたが、流石に海外旅行など1週間を超えるような外出ではお家に置いていくことはできません。
犬猫であれば預ける先が見つからない。。。なんてこともあるかもしれませんが、文鳥であれば先程述べたように散歩をしなくてもよいというのと、ほとんど世話がいらないという点が、
”迷惑がるだろうから預けることができない”というリスクを軽減してくれます。
とはいえもし預け先が決まったとしても、飼い主としてしっかり事前説明を怠らないようにしてください。
3.文鳥を飼う上で気をつけておきたいこと
最後に、文鳥を飼う上で注意しておきたいところを代表して3点ほど挙げたいと思います。
3-1.まずは不動産の管理会社に許可を取る
文鳥は比較的おとなしいので、もしかしたらバレずに飼うことも可能かもしれませんが、無断でバレた時は信用が落ちるだけではなく契約違反で金銭が絡むことになる可能性も0ではありません。
ペット可ではない物件も、鳥類であれば大丈夫なところはかなり多いので、堂々と文鳥を飼っていいか聞いて見ましょう。
その際に文鳥であれば壁や床を汚すことがないことをアピールすることがおすすめですよ。
3-2.季節ごとの管理に気をつける
文鳥を飼育する上で、適切な温度管理をすることはきわめて重要です。ここでは、季節ごとのポイントをご紹介していきます。
春
朝と晩で気温差が激しくなるのがこの時期です。
文鳥のいる部屋が冷えないように、ストーブをつけておくなどしておきましょう。
エアコンで調整しても意外と電気代はそれほど高くはなりません。
夏
文鳥は基本的に暑さに耐性のある生き物です。
しかしながら、近年の温暖化の影響で、あまりの高温に文鳥もダウンしてしまいます。
適度にクーラーで部屋の温度を冷やすようにしてください。
秋
最近の秋はなかなか涼しくなりませんが、油断は大敵です。
春同様寒暖差がありますので、文鳥の体温を冷やさないようにご注意ください。
冬
一年のうちで最も警戒しなければならないのが冬です。
少しでも熱が逃げないように、鳥かご周辺を温めるようにしましょう。
3-3.社会人は雛から育てるのは少し厳しい
文鳥の雛は、1日に複数回はエサをあげなければいけないといわれています。
例えば、生後間もなくであれば一日8回程度、生後2週間程度なら一日に6回くらいは餌をあげなければいけません。
つまり、人間の子供と同じく、一定の時間帯になると、ご飯が必要ということです。
幼少期には、自分で餌を食べることができず、いわゆる「さし餌」をしないといけませんが、生まれて1か月程度経つと、自然と自分だけで餌を食べることができる「ひとり餌」の状態になります。
ここまではさすがにできないよ〜
という方におすすめなのは、ひとり餌の状態までペットショップに育ててもらうことです。
確かに雛からずっと育てるのと比べると文鳥のなつき具合は劣りますが、そもそもペットを飼えなくなるという本末転倒な結果よりははるかに良いでしょう。
さあ、ここまで読んでくれたあなたはますます文鳥を好きになったはずです!
予定欄にすぐに「ペットショップに行く」を入れ、素敵な文鳥との出会いを叶えてください。
最初の画像は文鳥じゃなくてエナガですよ
日本では北海道にしかいない鳥で北海道でもよく見ません
ご指摘いただきありがとうございます。