一人暮らしをしようと考えている人の中で「ペット不可物件でうさぎを飼いたい」という方もいるでしょう。
今回はペット不可の物件でうさぎを飼いたい時どうすればいいのか解説します。
1.ペット不可物件でうさぎを飼ってもバレない理由
「ペット不可の物件でもうさぎならバレない」という声があることは事実です。
一人暮らしでペット不可物件に住んでいても、うさぎを飼うことは出来るのでしょうか。
そしてなぜ、うさぎはペット不可物件でもバレないと言われるのでしょうか。
1-1.うさぎは臭いが少ない
うさぎは草食動物で臭いがほとんどありません。
いわゆる獣臭が立ちこめることがないため、うさぎなら飼っていても外から気づかれにくい、という理由があります。
1-2.うさぎは鳴かない
うさぎは鳴き声を出しません。
犬や猫であれば、吠えたり鳴き声を出しますからすぐに近隣にわかってしまいますが、うさぎは静かなので、こちらもバレないと言われる大きな理由です。
1-3.マンションやアパートでも見つからず移動できる
うさぎの大きさは1,5〜3キロほど。
全身が隠れるキャリーに入れてしまえば、臭いも鳴き声も出さないため、近隣住民に見つかることなく出入りさせることが出来ます。
うさぎを連れて外出する機会は滅多にありませんから、バレる可能性は低いと言えますね。
2.ペット不可物件でうさぎを飼っていることがバレたらどうなる?
賃貸契約やマンション購入の際には、管理会社との取り決めを交わします。
賃貸であっても、購入する場合であっても、他の住民と同じ建物内に住むわけですから、ルールや約束事があるのは当然ですよね。
ペット不可物件であることを了承したにも関わらず、ペットを飼うという行為は、その約束を破ることになり、立派な違反行為です。
「バレないだろう」と思っても、何かのきっかけで怪しまれたりバレる可能性はゼロではありません。
それでは、ルールを破った場合、どうなってしまうのでしょうか。
2-1.強制退去
住民の中には、動物に対してアレルギーのある人や動物が怖い、嫌いと感じる人もいるかもしれません。
他の住民に迷惑がかかっているわけですから、状況によっては強制退去勧告が出されることもあります。
その場合は、原則1ヶ月以内に引っ越ししなければなりません。
また、退去の際は居室内のクリーニング費用を請求されることもあります。
それだけ、ペット不可物件でペットを飼うということはリスクが伴うものなのです。
2-2.うさぎを手放す
引っ越しが難しい場合、うさぎを手放すことを条件にされる可能性があります。
せっかくお迎えしたうさぎを手放さなければならなくなります。
デリケートなうさぎにとって環境の変化は大きなストレス。
うさぎにも可哀想な思いをさせないように、どうしても飼いたいのであれば、まずはペット可の物件に引っ越すことが先決です。
2-3.違約金の請求
強制退去かうさぎを手放すか、2つに1つではありますが、さらに契約違反をしたことへの違約金を請求されるケースもあります。
家賃1ヶ月分など、金銭的にも大きな金額を請求されることも。
バレる、バレないの問題ではなく、ルール違反や社会的な信頼を失うことになります。
ペット不可の物件で動物を飼うことは、非常に危険な行為だということを覚えておきましょう。
3.ダメもとで管理会社へ相談するのもアリ
ペット不可物件の多くは、対象は犬や猫といった動物が対象です。
もちろん、基本的には動物全般の飼育を禁止しているということになりますが、管理会社に相談してみるのも一つの方法です。
「小動物であれば良い」「臭いや騒音で他の住民に迷惑をかけないこと」などを条件に、許可が下りることもあります。
うさぎであれば飼っても良いとする物件であっても、事前の相談なく後で発覚した場合には、信頼関係にもヒビが入りますよね。
ペットと言っても犬猫から小動物、小鳥、金魚など様々あり、管理会社や大家さんのさじ加減で判断されることも多いです。
迷惑をかけないことを前提として、一度相談してみることをオススメします。
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