一人暮らしを始めると寂しさからペットを飼いたいと思う方も多いでしょう。
本日はその中でも「うさぎ」にスポットを当て、飼い方から飼いやすいおすすめの種類をご紹介します。
1.うさぎってどんな動物?
うさぎは夜行性の草食動物です。
野生下では天敵から身を守るため、大きな耳で危険を察知しながら生活してきました。
寿命は8~10年ほどで、10歳以上生きるうさぎも珍しくありません。
ストレスに弱いデリケートな動物ですが人にもなつき、温厚で飼いやすいため、ペットとしても人気があります。
2.うさぎが一人暮らしのペットとしとして人気の理由
ペットを飼いたいと思っても、一人暮らしでは躊躇してしまう人も多いですよね。
一人暮らしのペットとして長年人気があるうさぎ。
今回は、その人気の理由をご紹介します。
1-1.飼いやすい
一人暮らしのペットとして、うさぎが選ばれる理由の1つは、なんといってもその飼いやすさ。
朝晩、エサとお水を新しいものに替え、トイレ掃除が毎日するお世話になります。
運動不足やストレス解消のため、一日のうち30分~1時間ほどケージから出して遊ばせる必要があります。
ですが、犬のように毎日の散歩やしつけなどといった手間はかかりません。
うさぎは、他のペットに比べて非常に飼いやすいと言えます。
1-2.感情表現豊かで、人になつく
個体差はあるものの、基本的にうさぎは人になつきます。
名前を呼ぶと反応したり、怒ると両足をダン!と地面に叩きつけたり、臭腺のある顎を飼い主さんにこすりつけて愛情表現をしたりと、感情表現も豊か。
ペットとして迎える以上、飼い主としては懐いてもらいたいものですよね。
スキンシップが取れるということも、うさぎが愛される大きな理由です。
1-3.鳴かない
うさぎは基本的に鳴き声を上げません。
怒ったときに「ブー」と小さく鼻を鳴らすことはありますが、大きな鳴き声を出すことはなく、賃貸アパートでも近所トラブルになることもないでしょう。
「犬や猫はNGだけど、小動物であれば飼育可」としている物件もありますので、一人暮らしのペットとして人気が高いことが頷けます。
1-4.においが少ない
うさぎは草食動物のため、ウンチもコロコロしており、体臭が少ないことが特徴です。
臭いの強いおしっこは決まった場所でトイレをするため、毎日トイレ掃除を怠らなければ、においに悩まされることも無いでしょう。
においは近所トラブルの原因にもなります。
においが少ない点も、集合住宅でも飼いやすいところですね。
3.うさぎを飼い始めるときに必要なもの
お迎えしたうさぎが安心して暮らせるよう、うさぎの飼育に必要なものを用意する必要があります。
省スペースではあるものの、ケージの設置場所の確保が必要です。
置き場所なども事前に確認し、万全の体勢でうさぎをお迎えしましょう。
3-1.ケージ
うさぎの生活スペースであるケージを用意する必要があります。
下にスノコが敷かれた金属製のタイプが一般的。
うさぎの大きさに合ったサイズを選ぶことが第一です。
目安としては、うさぎが立った時に耳が天井に当たらないくらいの高さ、寝そべっても余裕のある広さが好ましいです。
毎日の掃除のしやすさも考え、スノコ下のトレーが引き出しになっているものがオススメです。
3-2.トイレ
うさぎはトイレを覚えるため、ケージの角に設置する三角タイプのトイレも用意しましょう。
また、1日に4~5回はおしっこをするので、こまめにトイレ掃除をすることで、ケージ内を清潔に保つことができます。
3-3.ペットシーツ
ケージのトレー用にペットシーツも必要になります。
スノコの隙間から落ちたウンチやエサの食べかすなどが溜まるので、1日1回は取り換えるようにしましょう。
3-4.牧草・ペレット
うさぎの主食は牧草です。
チモシーやアルファルファといった牧草がメインで、バラバラになっているものからキューブ状に固まっているものがあります。
ウサギ用固形フードのペレットはあくまでも副食のため、栄養補給としてバランスを見ながら与えるといいですね。
3-5.エサ入れ、水入れ(給水ボトル)
牧草、ペレットを入れておくエサ入れと、いつでも新鮮な水が飲めるように水入れも必要です。
容器をひっくり返してしまうこともあるため、お水は給水ボトルを用意がオススメです。
3-6.齧り木・おもちゃ
うさぎはげっ歯類という種類の動物で、前歯が発達しています。
この前歯は一生伸び続けるため、硬いものを齧ることで前歯が削られ、バランスを保っています。
柔らかいエサばかり与えていると前歯が伸びすぎ、エサを食べられなくなってしまうので、ストレス解消のためにも、木で出来たおもちゃ(齧り木)を入れておきましょう。
齧るものがないと、ケージに敷いているスノコを齧り、すぐ使えなくしてしまうので注意が必要です。
3-7.キャリー
動物病院に連れていく際など、全身が隠れ安全に、移動できるうさぎ用のキャリーがあると便利です。
抱っこでの移動は、うさぎが暴れて謝って落下したときなど怪我の原因となりますし、うさぎにもストレスがかかります。
病気にならなくても、動物病院へ定期的に検診に行く機会もあるかと思いますので、キャリーも用意しておきましょう。
4.うさぎの種類と値段、性格
うさぎにはいろいろな種類があり、種類によって見た目や性格に特徴があります。
ペットショップでの値段や、人になつく人気の種類を合わせてご紹介します。
4-1.ネザーランドドワーフ

引用:https://pororoca-ashigara.com/data/detail.php?id=10284
圧倒的な人気を誇る、ネザーランドドワーフ。
うさぎと言えば、と紹介される、最もポピュラーな種類です。
小型で、ピンと立つ耳が特徴的な好奇心旺盛の元気な性格で、人にもなつきやすく、初心者でも飼いやすいうさぎです。
値段は2~3万円ほどです。
4-2.ホーランドロップ

引用:https://www.bunnyfa-yokohama.com/kind/cat98/
垂れ耳で毛が長く、おっとりとした性格のホーランドロップは、ネザーランドドワーフに続く大人気のうさぎです。
穏やかな性格の個体が多く、感情表現豊かでうさぎの魅力を存分に感じさせてくれる種類です。
値段は2万円前後であることが多いです。
4-3.レッキス
短く光沢のある毛に覆われ、触り心地が抜群に良いレッキスは、やんちゃで甘えん坊という人に懐きやすい性格をしています。
寂しがりやという一面があるため、なるべく長い時間一緒にいてあげられる環境だといいですね。
カラーなどで差がありますが、値段は1~3万円ほどです。
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