1.一人暮らしで猫は飼えない動物ではない
一人暮らしの生活に慣れてくると、ペットを飼うことを考える人もいるかと思います。
ですが実際に飼うとなると、一人暮らしでペットを飼うことが不安で諦めてしまったり、飼えてもハムスターなどの小さな動物だけだろう。と思われがちです。
では、近年ペットとしての人気が犬を抜いて一番となった猫はどうでしょうか。
一人暮らしだからといって、猫を諦める前に本当に飼うことが出来ないのか考えてみましょう。
1-1一人暮らしでも猫を飼う人は意外と多い
ペットとして猫の人気が高まっている理由の1つとして、
ということが挙げられます。
これは一人暮らしの世帯が増えている現在、人気が出ている根拠にもなります。
では実際にどのような人が一人暮らしで猫を飼っているのでしょうか。
- ペット可もしくは許可を得ることが出来た家に住んでいる。
- 猫を飼うだけの金銭的余裕がある。
- 毎日、家に帰ってくることが出来る。
最低条件として、これらを満たしていれば猫を飼うことは出来ます。
逆に一人暮らしで猫を飼うことが難しい人の条件をみてみましょう。
- 猫を飼う十分なスペースが確保できない
- 何か会った時に自分で動物病院に連れて行くことができない
- 最後まで飼うことの責任が持てない
このような場合は何とかなるかもしれない。と思わず飼わないか、問題を解決してから飼うことをお勧めします。
1-2.一人暮らしで猫を飼っている人の生活は?
一人暮らしで猫を飼っている人は実際にどのような生活を送っているのかご紹介します。
朝:仕事や学校に行く前
- 餌皿を洗い、餌と水を入れる
- トイレの掃除をする
- 暑すぎたり寒すぎ内容に温度調節をしておく
夜:帰宅後
- 餌と水をあげる
- おもちゃで遊ぶ
- ブラッシングをしたりスキンシップをとる
また、一人暮らしで家を空けることが多い人は人がいない間もストレスを溜めてしまわない空間を作ってあげることが必要です。
お気に入りのおもちゃを置いておく
猫は一人遊びをすることが出来るのでおもちゃを置いておくことで、少しでも退屈に感じる時間を減らしてあげましょう。
高さがあり、登ることが出来る場所を作る
狭い部屋でも高い所に飛び乗ったり、体を動かすスペースがあることでストレスを溜めないようにすることができます。
爪とぎを置いておく
猫は爪とぎをする場所がないと、ソファや壁を使って爪とぎをしようとします。
なので、あらかじめ猫用の爪とぎを置いておきましょう。
2.猫ってどんな動物?
2-1.そもその猫ってどんな動物?
大きさ
ペットとして飼われる猫のほとんどが3〜6Kgです。
寿命
家猫の場合は野良猫に比べてかなり長く、約15歳と言われています。
2-2.猫の種類
最も人気の高い3種を紹介します。
1位 マンチカン
小柄ですが、人懐っこく遊ぶ姿に人気が高い種類です。
毛並みも個体によって様々です。
2位 スコティッシュフォールド
好奇心旺盛に遊ぶ姿と折れ耳に人気が高い種類です。
また、あまり鳴かないことから一人暮らしにも人気の猫です。
3位 ラグドール
体はかなり大きくメスでも8Kgまで育つこともあります。
ですが性格は優しく大人しいので飼いやすく人気が高い猫です。
2-3.スキンシップの取り方
猫が気分屋さんということは有名だと思います。
触られたくない時に撫でても嫌がったり離れて行くこともあります。
そのため、猫とのスキンシップは猫が甘えたいタイミングに任せるのが一番いいでしょう。
自分から近づいてきたり甘えてきたら、一緒に遊んだり撫でてあげることで良い関係を築けるはずです。
猫が撫でられて嬉しい所は、首や鼻筋など顔の周りです。
また遊ぶ時のおもちゃは
- 羽の付いているもの
- 鈴など音がなるもの
が、猫のお気に入りになることが多いので購入する時には意識してみると良いでしょう。
3.猫が好きなもの嫌いなもの
猫の好きなものや嫌いなものを覚えておくこともスキンシップをとる上で大事になってきます。
そこで猫の好きなものと嫌いなものを紹介します。
3-1.猫の好きなもの
カツオ節
猫は魚が好きなことは有名だと思います。
一人暮らしのキッチンにもあるもので、猫にも安全に与えることの出来るものとしてカツオ節は良いおやつになります。
チーズ
あげても良いものか不安になるひとも多いかと思いますが、チーズは栄養価が高く猫の好物です。
ただし、与えすぎは厳禁なので一日ひとかけらと決めてあげるのが良いでしょう。
3-2.猫の嫌いなもの
大きな音
掃除機や人が手を叩く音など大きな音は猫が嫌いな音です。
ストレスを与えてしまわないように、大きな音には気をつけましょう。
水
猫は濡れることを極端に嫌がります。
汚れてしまった時は出来るだけ濡れタオルなど水を直接かけないで拭き取ってあげることをお勧めします。
4.一人暮らしで猫を飼う方法
4-1.猫を飼うのに必要なもの
猫を飼い始めるときに揃えるべきものをご紹介します。
餌皿、水皿
子猫だと、深いものは使いにくいこともあるので大きさも注意して選びましょう。
トレイ(猫砂)
外側の容器と中の猫砂が必要になります。
猫砂は好き嫌いがあるのでトイレを嫌がる時は種類変えてみると良いかもしれません。
ケージ
動物病院に連れて行く時に必ず必要になるので、子猫のうちから慣れさせておきましょう。
爪とぎ
置いておかないと、壁やソファを傷つけることもあるので購入することをお勧めします。
4-2.猫を飼うのにかかる費用
一人暮らしで猫を飼う際に最も気になるのが、飼育費用ではないでしょうか。
初期費用から猫を飼うのに必要な費用を紹介します。
初期費用 約3万円
トイレ、ケージ、餌皿、爪研ぎなど最初に揃えるものはおもちゃなども含めても
3万円程度です。
ワクチン代 1万円/年
ワクチンは室内で飼う場合でも必要になります。
動物病院によって値段に差はありますが、年間1万円みていれば十分でしょう。
避妊・去勢手術 2〜3万
生後半年から1年の間には受けさせましょう。
月々にかかる飼育費 5,000円
餌代や猫砂などの消耗品、動物病院に連れて行った際にかかる費用など月々にかかる費用は約5,000円と言われています。
4-3.猫を飼う上での注意点
一人暮らしで猫を飼うとなると、どうしても猫を残して家を空けることも多いかと思います。
そんな一人暮らしの人が気をつけるべき点も注意しておきましょう。
ゴミや口にいれられると困るものは放置しない
猫は嗅覚が鋭いのでゴミの中に餌の袋があると漁ってしまうこともあります。
家を空ける時は必ず猫の届かない所に置くようにしましょう。
一緒にいる時間はスキンシップをとる
猫は一人遊びもできますが、人と遊ぶことも大好きです。
世話を任せられる人を見つけておく
もし自分に何かがあった時や、急用で家を長いこと空けることがあるときは代わりに世話をしてくる人を見つける必要があります。
すぐに見つけることが難しい場合もあるので飼い始める前に見つけておくと良いでしょう。
5.一人暮らしを猫と一緒に楽しい生活に
一人暮らしで猫を飼いたいと思っても、一人暮らしが理由で決めきれないこともあるかと思います。
ですが、近年一人暮らし世帯が増えている中で犬を抜いて猫がペットの人気1位になったのは『一人暮らしでも飼うことが出来る動物だから』ということが大きな理由です。
一人暮らしを猫と暮らすことで家にいる時間も寂しさを感じることなく、楽しく生活することが出来るはずです。
一人暮らしで猫を飼うか迷っている人はぜひ、周りの環境を整えて猫を迎え入れる準備をしましょう!
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