一人暮らしで犬を飼いたい人が知っておきたいこととおすすめ犬種4選

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一人暮らしで犬を飼いたいと思っても容易ではなく、多くの知っておきたいことがあります。

本記事ではそのような方を対象に、犬を飼う前に知っておくべきこととおすすめの犬種を4種紹介します。

1.犬と暮らすことのメリット

犬との暮らしには、たくさんのメリットがあります。

犬に合わせて生活を送るため、基本的に規則正しい生活を送ることが出来ますし、守るべき「命」と暮らすことで、飼い主としても「責任感」が培われます。

しつけや日々のコミュニケーションに時間がかかる分、根気よく教えていれば犬は必ず応えてくれる動物です。

嬉しい時も悲しい時も、犬はあなたに寄り添ってくれる心強い存在になるでしょう。

もちろんお金や手間はかかりますが、それ以上に命の尊さや共に楽しむことを教えてくれる、大切なパートナーになってくれます。

2.犬を飼うということは最後まで責任を持つということ

犬の寿命は12〜14年ほど。

犬を迎えてから10年以上、ともに暮らすことになります。

犬と過ごす喜びははかり知れませんが、どんな飼いやすい犬を迎えたとしてもお金や手間はかかりますし、犬を中心とした生活を送る必要があります。

一人暮らしの場合、ライフスタイルが変化したり、仕事などで引っ越しや転勤などがあるかもしれませんよね。

また、犬も年を取ると病気になったり介護が必要になることもありますし、いたずらをすることもあれば、しつけに手を焼くこともあるかもしれません。最後まで責任を持って面倒を見る覚悟はありますか?

一人暮らしであれば尚更、自分だけでお世話をする必要がありますので、しっかりと冷静に考えた上で決断しましょう。

3.一人暮らしで犬を飼うための費用はいくら?

犬を飼うためにはお金がかかります。

ブリーダーやペットショップからお迎えする場合は、犬種など個体差がありますが、生体価格だけでも数十万かかることもあります。

その他にワクチン接種などの各種予防接種、ケージや食器、フードなど、必要なものを買いそろえる必要があるため、まとまった金額を用意しておきましょう。

一般的には小型犬で諸費用は10万円ほどかかります。

余裕を持たせて20万円程度の犬のために使える貯金は用意しておくと、何かあっても安心ですね。

また、月々のフードや消耗品の費用や、時期によっては各種ワクチン接種、フィラリア・ノミ予防、健康診断などでもお金がかかります。

小型犬で年間15万円程度、大型犬では年間30万円程度かかると考えておきましょう。

怪我や体調不良など動物病院にかかる可能性もありますし、ペット保険に加入していなければ全て実費となるため、犬の健康維持のためにも、経済的に余裕を持っていたいものですね。

4.一人暮らしでも飼いやすい犬種は?

犬は本来群れの中で生活する社会性のある動物です。

適度な運動量も必要になるため、毎日のお散歩やトイレの世話、コミュニケーションやしつけも必要になります。

一人暮らしの場合、仕事などで家を空けている間は犬はお留守番をすることになりますので、犬種の持つ素質を考慮し、犬種を選びましょう。

《一人暮らしでも比較的飼いやすい犬の特徴》

  • 運動量が少ない
  • お手入れが
  • しつけがしやすい
  • 穏やかでマイペースな性格

個体差はあれど、犬種の持つ性格の傾向はあります。

一人暮らしでも飼いやすい犬種を、今回3種類ご紹介します。

4-1.チワワ

チワワ

超小型犬に分類されるチワワ。

成犬でも2〜3キロ程度で、20分程度のお散歩で一日の運動量は満たすことができます。

雨の日は室内で遊ばせるだけでも問題ありません。

被毛の種類はロング(長毛)とスムース(短毛)がありますが、ロングでも適度なブラッシングと、月1〜2回のシャンプーで充分ですし、トリミングが必要な場合でも、全体を整える程度のためお手入れもしやすいです。

頭が良く甘えんぼう、飼い主にまっすぐな愛情を向ける性格のため、一人暮らしでも飼いやすい犬種であるといえます。

4-2.シーズー

シーズー

シーズーは穏やかで人懐っこく、初心者でも扱いやすい犬種です。

小柄に見えますが、体重は5〜7キロほどになり肉付きがよく、ずっしりと重みがあります。

おっとりしているため激しく走り回るような運動は必要ありません。

毛が密集して生えていますがストレートなため、適度なブラッシングで毛玉が出来ることを防げます。

ただ、暑さに弱いので夏場の温度調節は必須です。

のんびりしているシーズーは、お留守番中もマイペースに過ごしてくれることが多いようです。

子どもからお年寄りまで優しく接することが出来るため、どんな家族構成や環境にも適しています。

4-3.トイプードル

トイ・プードル

陽気で頭が良い、どんな家庭環境でも飼いやすいトイプードル。

体臭がほとんどなく、抜け毛もありません

毛は抜けませんが毛がカールしており伸び続けるため、毛玉にならないよう毎日のブラッシングと定期的なトリミングが必要になります。

とても頭が良く、教えたことはよく覚えます。

社交的で無駄吠えも少なく、一人暮らしのパートナーとしてピッタリの犬種です。

5.室内犬の飼い方のポイント

犬種や個体によっては、お散歩やブラッシングは毎日必要ではないこともありますが、どんなに疲れていても体調が悪くても、ごはんやトイレなどのお世話に「休日」はありません。

一人暮らしで室内犬を飼う際のポイントを抑えておきましょう。

5-1.室内トイレの場所を教える

室内犬の場合、トイレの場所を覚えてもらう必要があります。

外でだけトイレトレーニングをさせていると、悪天候でも朝晩必ずお散歩に行かなくてはいけない上に、必要以上にトイレを我慢して膀胱炎になってしまうこともあります。

そのため、室内でもトイレが出来るようにトレーニングさせるといいでしょう。

5-2.安心できるハウスの用意

犬は狭く、暗い巣穴に入ると安心する習性を持っています。

一緒に過ごしているときは室内フリーにしていても問題ありませんが、お留守番の時はケージやクレートなどに入れましょう。

コードを齧ったりイタズラで起こる室内の事故も防げますし、なにより狭い空間にいることで、犬自身も安心します。

毎日のコミュニケーション

お散歩や遊び、ブラッシングなど、犬の健康管理をする上でも、日々のコミュニケーションは大切です。

室内犬は一緒に過ごす時間が長い分、ちょっとした体調の変化も見落としてしまいがちです。

犬の好きな遊びをしたり、犬の身体に触りながら、触られて痛がるところはないか、異常は無いかなどをチェックしましょう。

5-3.入院、外泊時の預かり先の確保

一人暮らしの場合、飼い主さんが怪我や病気で入院することになったり、仕事などでやむを得ず外泊することもあるかもしれません。

そんなときに代わりに犬の世話をしてくれるペットシッターや、安心して預けられるペットホテルなどを見つけておくと便利です。

離れて暮らす家族や友人など、協力者がいるといざというときにも安心ですね。

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