1.初めての一人暮らしにおすすめのインテリアとは
初めての一人暮らしの際に、時間とお金がかかかるけれど一番楽しいのは「インテリアを考えること」ですよね。
しかしいざ自分の好みや流行りをたくさん詰め込んだインテリアを施した部屋で過ごし始めても、なんだか居心地が悪い・・・そんな方も多いようです。
実は実際に一人暮らしを始めると、今までの生活習慣や自分の癖が露骨に現れてきます。
そんな時に、そういった事を全く考慮しないインテリアの部屋の中で過ごすというのは、自分でもあまり気がつかない内にストレスの原因となるのです。
そこでまずは、意識してみてほしい「実家での暮らしの違い」と男性の一人暮らしに最適な部屋の広さのご紹介をしたいと思います!
1-1.実家暮らしとの違い
インテリアの諸々を考える前に、一度思い出してみてほしいのが、自分の実家での行動パターンです。
例えば、朝起床時にはベッドから出てすぐに洗面所に向かう方もいれば、そのまま食卓について朝食を取る方、真っ直ぐに冷蔵庫に行って水分補給をする方など、行動パターンは人それぞれ違いますよね。
毎日のことなので、部屋には自然とその行動をしやすいように導線が作られているケースが多いです。
インテリアは無意識の内にも自分の動きやすい形になっているということですね。
しかし、それは実家暮らしだからこその行動パターンである可能性もあります。
例えば起床後にそのまま朝食を取っていた方は、一人暮らしになるとまずはその朝食を用意する段階から変わってきます。
まずはそのことを念頭に置いて部屋作りを開始する必要があります。
1-2.8畳の部屋は狭すぎず広すぎず、男性の一人暮らしには最適
続いて、部屋の広さについてですが、結論から申し上げますと最も最適な広さは「8畳」です。
女性の場合ですと化粧品などもあり、どうしても物が多くなりがちです。
そのため8畳の部屋だと収納だけでは足りないという方もたくさんいらっしゃいますが、男性の場合は収納が必要な物が少ない方が大多数ですよね。
8畳より広い部屋は逆に物が少なすぎると殺風景に見えて寂しい感じが出てしまいます。
しかし8畳よりも狭い部屋だと、体の大きい男性に取っては窮屈に感じやすいです。
一つ一つの動作を小さくしなくてはいけないような部屋には毎日はいられませんよね。
8畳の部屋は狭すぎず広すぎず、インテリアも考えやすい部屋の広さと言えます。
2.自分の性格や行動パターンに合ったインテリアを選ぶために
では続いて、前述した「ストレスの原因となる部屋」にしてしまわないためにどうすれば良いのかをご提案します。
具体的な方法を挙げると、何かにイライラしてしまった時にどんなことでイライラしたのかを書き留めておいたり、
一日の行動パターンを詳しく書き出してみたりすると、自然と自分自身の性格や行動が見えてきますよ。
2-1.性格別に選ぶべきインテリア
物が几帳面に並んでいないと気が済まない方も入れば、少しごちゃっとした部屋の方が過ごしやすい方もいたりと、人の性格は本当に様々です。
自分にとって居心地の良い部屋を作るためには、自分の好みを組み込むことも大事ですが、「自分が嫌がること」が起きづらい空間を意識することが重要です。
例えば、几帳面な性格の方は家具を少なめにしてスッキリとした見た目にするといった工夫をすると快適に過ごせますよね。
2-2.行動パターン別に選ぶべきインテリア
先ほど少し触れましたが、起床時一つを取ってみてもその行動パターンは三者三様です。
もちろん、実家暮らしの時にはやらなかった作業をやる方も多くいらっしゃると思います。
そういった事をきちんと意識して「自分の動きやすい導線」を確保する事で、ノンストレスな生活を送ることができますよ。
2-3.性格別・行動パターン別で自分に合ったインテリアを融合させる
性格・行動パターンを考えた上でインテリアパターンを練る場合、どちらか一方を優先するというやり方もありますが、
両方の譲れないポイントをピックアップして自分に最も合ったパターンを選ぶことをオススメします。
特に行動パターンに関しては、一人暮らしを始めてから徐々に変わっていく部分もあると思いますので、「これだけは必ずやる」といった事を優先的にピックアップすると良いでしょう。
3.おすすめのインテリアパターン10選
3-1.小さいことでイライラしやすい方は家具を少なめに
ちょっとしたことでイライラしてしまったり、物事がスムーズに動かないとモヤっとしてしまう性格の方は、部屋に出ている家具をなるべく少なくすることをオススメします。
心に余裕のない方は、物や家具が多く部屋が狭く感じられるケースが多く、部屋が汚いことで更にイライラしてしまう、という悪循環を起こしてしまいます。
そもそも、物や家具が少なければ部屋が散らかることはありません。
このパターンで重要なのは、なるべく大きくて分別のしやすいゴミ箱を設置すること。
断捨離しやすい環境にすることで気持ちも晴れやかに過ごせますよ。
3-2.アウトドア派で活発的な方は収納を重視して
趣味がアウトドアだったり、日頃から活発的な性格の方は、なるべく収納の多いインテリアを意識しましょう。
アウトドアな趣味に使用する道具などは比較的大きいものが多いですよね。
広い部屋であればそれも飾ってインテリアの一つとして楽しめますが、8畳の部屋では少し難しいところ。
また日頃から活発的に外出をする方は、鞄や靴などの小物を多く所持している傾向にあります。
そういった面から見ても収納は必須。
きちんと一つ一つをしまっておくことができる数の収納を意識しましょう。
3-3.自然な雰囲気を好む方はウッド調の家具でナチュラルに
のんびりした時間が好きで、自然に囲まれた生活などに憧れている方は壁紙や家具をウッド調で揃えてみてはいかがですか?
まるでロッジの様な雰囲気の部屋で過ごす日々は、毎日が特別な休暇の様に感じられますよ。
木の優しい温もりに囲まれた生活は、自然と心も休まります。
普段からお疲れモードが抜けない方にもオススメのインテリアで、都会にいても部屋に帰れば自然を感じることができます。
3-4.寂しがり屋の方は雑貨屋のように少しごちゃっとさせて
まだ一人暮らしには慣れていなかったり、寂しがり屋の方は少し物を多くしてごちゃっとさせるのがオススメです。
「汚い部屋」が良いという訳ではなく、イメージとしては街の雑貨屋さんの様な雰囲気に仕上げることがポイントです。
自分の周りに物がたくさんあることで、人は安心感を覚えやすい部分があります。
スッキリとした綺麗な部屋ももちろん良いですが、あまりさっぱりし過ぎた部屋だとこういった性格の方はどこか物足りなさを感じてしまいやすいのです。
3-5.落ち着いた空気を演出したいなら間接照明を駆使
ヌーディで落ち着いた空気を演出したいなら間接照明を使ってみてください。
最近では様々な種類の間接照明が展開されていて、中にはアロマを入れて香りも楽しめる物もあります。
間接照明の柔らかくて暖かい光は、部屋の電気を暗くしていても必要なスポットだけを優しく照らしてくれます。
心穏やかになれる光で、夜眠る前につけておいたりするのもオススメ。
どこか大人で落ち着いた雰囲気の部屋にしてくれます。
3-6.部屋ではあまり動き回りたくない方は中央に家具を集めて
部屋ではもっぱらお気に入りの場所から動かない!という方は、ソファやテーブルなどの家具をいっそのことほとんど手の届く中央付近に寄せて設置することをオススメします。
全てが座った場所から手の届く位置にあるというのは、何と言っても楽さ加減が抜群です。
中央に物を集めることによって、外周が広く感じられるので8畳の部屋でも十分寛ぐことができますよ。
ただし、あまりにもだらけた生活になりすぎる可能性があることには注意が必要です。
くつろぎ時間の時だけそのスペースで過ごす、などと自分なりにルールを決めても良いかもしれません。
3-7.体を伸び伸びとさせて過ごしたいなら家具を端に寄せる
体の大きい方や、部屋全面を広々と使いたい方は家具を端に寄せて中央のスペースを広く取る形が良いでしょう。
できれば棚やテーブル、机などは必要最低限の数に絞ることで、壁側いっぱいに家具を置くことの無いようにすると更に広々と感じることができます。
寝床も、据え置き型のベッドではなく収納できるマットレスや折りたたみ式ベッドにすることでスペースの確保に繋がります。
部屋で何か大きく作業をしたい方も中央のスペースが広いインテリアの方が家具などが邪魔になりません。
3-8.料理もするならテーブルまでの導線を確保
最近では一人暮らしの男性で料理をする方が増えていますよね。
そういった方はキッチンから食卓などのテーブルまでの導線をしっかり確保することを意識してインテリアを選ぶことをオススメします。
料理を運ぶ際に他の家具や物が邪魔だと危険がある可能性もあるからです。
8畳の部屋で多いのが、キッチンが簡易的なものであったり狭かったりするパターン。
そういう場合はいっそのこと食卓やテーブルをキッチン横に配置することで、作業台としても活躍してくれますよ。
3-9.仕事や勉強を捗らせたいなら机を入り口付近に
休みの日や自分の時間でも、仕事や勉強を捗らせたい頑張り屋さんは、なるべく入り口付近に机を配置することで集中力が高まりますよ。
実は8畳くらいの広さの部屋だと、ベッドなどに寝るために移動する場合を除けば、一番奥のスペースまではあまり足を運ばないものです。
そのため奥の方に机を置いてしまうと仕事や勉強に手をつけるのが面倒になりがち。
入り口付近に置いていつでもそのそばを通る様にしておくことで、やろうと思った時にスッと取りかかることができますよ。
3-10.帰ってきてすぐに寝たい方はベッドの位置を工夫
仕事などから帰ってきた時に疲れていてそのまま寝てしまうことが多いという方は、ベッドの位置を工夫してみましょう。
どの位置が良いかというのは、その人がどうしたいかによって変わってきます。
例えば、翌日のために早く寝たいからそうして帰宅後にすぐ寝ている、という方はスムーズに寝床につける様に入り口付近にベッドを配置することをオススメします。
しかし中にはきちんとシャワーを浴びたりしてから寝たいのに、不本意ながらいつも疲れて寝てしまう、という方もいらっしゃいますよね。
そういう場合は嫌でも真っ直ぐベッドにはたどり着けない様な配置にしてもう一踏ん張りできる様に工夫しましょう。
4.楽しくインテリアを選ぼう!
いかがでしたか?
インテリアを選ぶのは、初心者の方にとっては何から考えれば良いか分からず手間取ってしまいますよね。
ですが実際に家具などを見に行く段階まで来るとワクワクしてくるものですので、ぜひその過程も楽しんでください。
そして、色々なサイトや本などを見て流行りのインテリアを調べてみると憧れが膨らんでくる気持ちもわかりますが、結局は他の誰でもない、自分だけが暮らす自分だけの城です。
流行りを取り入れつつも、いかに自分がノンストレスで快適に過ごすことができるか、ということも重視してインテリアを選んでください。
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