一人暮らしの方にとって食費は出費の中でも大きな割合を占める項目です。
本記事ではその食費を5000円抑える3つのコツと節約方法について解説していきます。
1.一人暮らしの食費事情
一人暮らしを満喫中のみなさん、毎月の出費額はきちんと把握していますか?
自分だけの城で過ごす毎日はとても楽しいものですが、実家暮らしに比べて出費がかさむのも事実。
そして、お財布を圧迫する原因の中でも特に大きなものが「食費」ではないでしょうか。
実際に一人暮らしを始めると、最初はその出費額や出費頻度に驚く方もたくさんいらっしゃるようです。
そこでまずは、一人暮らしで食費がかさんでしまう人の特徴や理由をご紹介していきます。
1-1.一人暮らしで食費がかかってしまう人はこんな人
食費は一人暮らしをしていると必ず発生する出費です。
しかし中には一般的な一人暮らしの食費として必要な額を超えて出費している方もいらっしゃいます。
実は、そういう方には下記の特徴があるんです。
- 夜の外出が多い
- コンビニ食が好き
- 自炊派でも毎日買い物に行く
など
上記は一例ですが、一見食費とはあまり関係ないように思えるものもあります。
しかし食費がかさむと感じている方は、こうした日常生活の中にある、財布圧迫の原因となりえる行動を無意識のうちに取っているケースがほとんどです。
1-2.一人暮らしだと特に食費がかかってしまう理由
ではなぜ、先にあげたような日常の行動が食費がかさむ原因となるのか、その理由をご説明します。
まず「夜の外出が多い」と食費がかさむ理由は、
一人暮らしの場合、家に食事が用意されているということはありません。
帰宅してから食事の準備をすることが億劫になってしまう方が多く、そうなると当然外食ですまそうという気になり、食費がかさむ原因になります。
また、食費がかさんでしまう人に「コンビニ食が好き」という特徴があるのは、
いくら安いコンビニ食といえど、一品だけでなくバランス良く副菜なども買うと外食と変わらないくらい出費がかさむこともありますし、
最近のコンビニ食はクオリティーが高くなっている分値段も高い傾向にあります。
そして「自炊派でも毎日買い物に行く」という特徴に関しては、
先にあげたふたつに比べれば自炊するだけでも食費はかなり抑えられますし、「毎日買い物に行く」ということが問題なんです。
毎日買い物に行くことで使いきれない食材が出てしまったり、安売りのときに限らず買い物することになるので、定価で買うことが増えてしまいます。
いくら自炊して食費を抑えようとしても、毎日買い物に行っていては本末転倒です。
2.どうすれば金欠から抜け出せるか
ではどうすれば食費がかさむことによる金欠から抜け出すことができるのでしょうか?
その答えは、実はほんの少しの意識の違いにあります。
ここからは、「これを意識すれば1ヶ月5000円は節約できる!」というコツを3つご紹介します。
2-1.コンビニを控える
コンビニはその便利さがゆえに、本来の目的以外のものを購入してしまう人がたくさんいるのが現状。
「飲み物を買いに行こう」と立ち寄ったコンビニで、本当に目的の飲み物だけを購入して出てくる方は少ないのではないでしょうか。
たいていの方は、ついでにお菓子やパンコーナーなどを見て、気に入ったものがあれば購入しているでしょう。
そのときはあっても数百円の余分な出費のためあまり気にしていないかもしれませんが、
これがコンビニに寄るたびに行われていると、その出費額は膨れ上がっていきます。
「コンビニ食を減らす」ということも大事ですが、
コンビニには豊富な種類の商品がありますので、特に新商品やスイーツなどが好きな方は要注意です。
2-2.家族や友人、ご近所付き合いをマメにする
「食費と人間関係と何が関係あるの?」と思われるかもしれませんが、一人暮らしをしている家族や知人に食材や調味料などをおすそ分けするという文化は現在もあります。
中でも親兄弟ほど近しい関係であれば、ふとしたとき余ってしまった食材や料理を分けてもらえることがよくありますよね。
もちろんその方の性格や生活スタイルにもよりますが、余った食材などを他人に渡すのは気がひけるけれど、家族内であれば気にしない方がほとんどだからです。
特に初めての一人暮らしの方であったり、実家が部屋から近い方などはこの恩恵を最大限利用することで食費節約につながるのです。
2-3.食材は最大限冷凍活用する
最後にご紹介するのは「食材は最大限冷凍活用する」というコツ。
これは自炊することを前提とした話になりますが、ここまでの内容で「外食やコンビニよりも自炊の方が食費がかさまない」というのはお伝えしました。
では自炊すれば必ずしも食費は節約できるかというとそうではありません。
先ほどご紹介したように、毎日買い物に行っていたら食費がかさむことに変わりないからです。
調味料など期限が長いものは常温保存、野菜や肉類は冷凍保存すれば比較的長持ちします。
余裕があれば、今冷蔵庫に何が入っているのかをメモしておくこともおすすめです。
同じものを買ってしまうミスを防げますし、冷蔵庫の中身で何が作れるのかを考えて自炊することで食材を使い切る習慣が身につき、食費を大幅に節約することができます。
3.おすすめの実践法4選
ここまで、毎月の食費を節約するためにどんなことを意識すれば良いのかをご紹介しましたが、
中には「わかってはいるけど実際にどんな行動をすれば良いのかがわからない」という方もいらっしゃいますよね。
そこでここからは、先にあげた3つのコツを実際に行うために今日から実践してほしい4つの方法をご紹介します。
3-1.健康でいるように努める
健康でいることと節約は実はとても密接な関係にあります。
健康でいるように努めれば、自然と外食やコンビニ食は減り、無駄な出費をしなくなっていきます。
3-2.たまにのご褒美デーを作る
いくら節約を心がけていても、それが自分にとって大きなストレスになるのであれば長くは続きません。
ご褒美デーは多すぎると意味がないので、自分にとって「貴重」と感じる程度の頻度にしておきましょう。
3-3.友達とご飯に行く予定はなるべく昼にする
人付き合いをマメにすると良いと前述しましたが、それで外食費がかさんでは本末転倒。
たいていの飲食店は夜よりも昼の時間の方がメニューが安いです。
基本的に夜は家で過ごすような生活を心がけることが節約には重要です。
3-4.食材冷凍を一気にする
冷凍保存を活用しようとしても何をどう保存したら良いのかわからない方は、「基本的に野菜類も肉類も魚類も冷凍できる」と考えて問題ありません。
もちろん食感などに多少の影響はありますが、気になるほどではない食材がほとんどです。
週末など時間があるときや安く買い物ができるときに買い込み、使いやすいサイズにカットして保存袋などに入れて一気に冷凍しましょう。
そうすることで頻繁に買い物に行くことを防げますし、下準備がされた状態なので自炊もしやすく節約へのモチベーションがさらにアップします。
4.ちょっとした工夫で脱金欠できる
食費を1ヶ月5000円節約するコツをご紹介しましたが、実は何かを大きく変える必要はありません。
まずは自分の食費の出費の内容などをきちんと把握して、今回ご紹介した3つのコツを意識しながら実践法を身につけてください。
そうすることで毎月5000円ほどは食費節約になりますし、自分なりに無理なく工夫をしていければ今後どんどん節約額を増やしていくことにもつながりますよ。
ちょっとした工夫をして、毎月の食費による金欠から卒業しましょう。
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