一人暮らしをする方、している方、外食が増え生活費がかさむといった事は良くありますね。
生活費を極力抑えたいというのは当然考える所です。
今回は、生活費の中で食費を節約できる電子レンジの選び方とおすすめ商品をお伝えします。
目次
1.自炊に適した電子レンジは何?
自炊と聞いてドキッとした人はいると思います。
仕事で疲れた中で自炊をするのはとても大変。
ならば極力料理を手軽にしたい。
そういう電子レンジをお伝えしたいと思います。
自炊するには、
- オーブンレンジ
- 過熱水蒸気レンジ
の二つから選ぶのが良いでしょう。
電子レンジとは、
- 単機能レンジ
- オーブンレンジ
- 過熱水蒸気レンジ
の3つがあります。
単機能レンジは、温め、解凍機能のみが基本です。
なので、自炊には適していないでしょう。
では、オーブンレンジ、過熱水蒸気レンジとは何でしょう?
オーブンレンジとは、オーブン・グリル機能が搭載されたレンジです。
オーブン・グリル機能がついた事で、肉、魚、ケーキをじっくり焼く「オーブン」機能、グラタンやハンバーグを焼ける「グリル」機能が付いています。
調理の幅が広がり、価格もお手頃です。
過熱水蒸気レンジとは、水を使ってスチームを発生させ蒸し料理も調理できる電子レンジです。
過熱水蒸気とは沸点より高い温度を持った水蒸気です。
100℃まで熱し、蒸気を発生させ、その蒸気をさらに100℃以上の温度で加熱する事で蒸気自体が乾き高熱を持つのです。
その過熱水蒸気を利用して食材を焼き、食材から塩分や油を落とせます。
水蒸気や庫内自体が100℃以上になることで食材の水分も蒸発するので揚げ物などの焼き上がりもよくサクサク状態になります。
水蒸気で加熱することで、食材の酸化を防ぎ、栄養素が無くならないというのも過熱水蒸気レンジの強みです。
スチームの方式は角皿式と水タンク式があります。
角皿式は水を張った耐熱角皿を庫内に入れ加熱する事でスチームを発生させる仕組みです。
それに対し、水タンク式は、タンクの中で水を沸騰させて発生したスチームを庫内に送ります。
水タンク式の方がスチーム効果が高く、栄養素がある健康的な料理をしたい方にはオススメ。
茶碗蒸しやプリンのように簡単に蒸し料理を作るで構わないなら角皿式で良いです。
お手入れが楽で、価格も安いです。
2.更にセンサー・サイズ・価格・メニュー・フラットテーブル・置き場所・扉・温度・二段調理で選ぶ
オーブンレンジ・過熱水蒸気レンジだとセンサーが様々ついていて、食材を適した温めができます。
センサーには、
- 赤外線センサー
- 重量センサー
- 温度センサー
- 湿度センサー
があります。
赤外線センサー
最近の上位モデルに多く搭載されているセンサーです。
食材から出る赤外線量で食材の表面温度を測り、加熱温度を微調整します。
重量センサー
ターンテーブルの上に載せた食材の重さで加熱度合いを決定するセンサーです。
ただし重い食器を使用すると重量を誤って認識してしまいます。
温度センサー
庫内の温度を測り加熱する温度を決めるセンサー。
庫内の温度を測るのでグリルやオーブンを使う際には大事なセンサーとなります。
湿度センサー
食材を加熱したときに蒸発する水分量で焼き具合を判断し加熱を調整するセンサーです。
蒸気を感知する関係上、ラップをしない事が重要です。
サイズ
1~2人なら20~25L、3人以上なら25L以上がオススメです。
5人以上なら31L以上の物を選ぶとストレスなく料理を作れます。
今は一人暮らしでも先々人数が増える可能性があるなら、大きめのサイズを選ぶ事をオススメします。
電子レンジは、10年使用年数があると言われます。
先を見通して購入するのが大事でしょう。
価格
オーブンレンジが良いかなと思った方は、2万~3万前半で購入する事ができます。
クッキーを焼いたり、豪快な肉料理を作ったりでき楽しみが広がります。
加熱水蒸気レンジを選びたいなら、大体25000円以上で中には10万円を超える物もあります。
メニュー数
ある程度価格が高い電子レンジだと、色々な料理のメニューに合わせて、適した温めができます。
メニューが沢山あるので、メニューの番号を選び、温めを押すと自動的に温めてくれるという物が多いです。
電子レンジにどれくらいメニューがついてるか購入前に調べる必要があるでしょう。
フラットテーブル式の電子レンジ
オーブンレンジ・加熱水蒸気レンジとなると、フラットテーブル式が大半になります。
ターンテーブル式のレンジも単機能レンジの中には多くあるのですが、洗いやすさは、フラットテーブルです。
庫内が汚れが取れやすい加工になっていたり、スチームを庫内にかけ、汚れを取りやすくなったりもします。
置き場所
価格が高い機種になっていくと、電子レンジの左右、後ろをぴったりくっつけたりできる機種があります。
省スペース化になるのでオススメです。
吸気口、排気口から換気を行う関係上、左右や後ろを離して設置する事がルールになっている機種も多くあるので、事前に確認が必要でしょう。
扉の向き
設置する場所によって縦開閉と横開閉の扉があるので、部屋のどこに置くかで適した扉を選ぶと良いでしょう。
ちなみに縦開閉の扉のレンジがかなり大多数を占めます。
温度
メーカーや機種によって設定可能は最高出力と最高温度が異なります。
電子レンジがシンプルな温めの場合、温度でなく出力ワット数が大きいほど短い時間で温めが可能になります。
オーブンレンジや過熱水蒸気レンジだと、出力数だけでなく庫内構造などで最高温度が異なります。
最高温度が230℃以上であればある程度の料理に対応が可能となります。
庫内温度が高いほど、余熱時間の短縮ができたり、本格料理や生地からパンを焼くことに適していたりします。
2段調理
お菓子やパンを焼くなど多くの料理をいっぺんに作る、温めたい時、2段調理ができる電子レンジが良いでしょう。
2段で種類の異なる料理を同時に調理できるモデルもあるので便利です。
3.メーカーごとの電子レンジの違い
3-1.パナソニック
単機能電子レンジとオーブンレンジを「エレック」、過熱水蒸気レンジを「Bistroビストロ」というシリーズが出ています。
過熱水蒸気レンジは、上下に備わったヒーターでグリル皿をすばやく熱し、輻射熱も利用し短時間で加熱を実現します。
更に、トーストの両面焼きも可能です。
グリル機能が優れており、時短料理が得意です。
3-2.日立
お掃除が簡単な機種が多くあり、こまめにお手入れしたいならオススメです。
ヒーターが露出せず、フラットテーブルであり庫内も汚れがつきにくい仕様で、テーブルプレートは取り外しができ丸洗いが可能です。
合わせて、赤外線、重量センサー、温度センサー、湿度センサーなどで適切に温め可能な機種もあります。
過熱水蒸気のある機種で手頃の価格帯もあり、見た目もおしゃれなのでオススメです。
3-3.シャープ
過熱水蒸気を利用して加熱するウォーターオーブンのヘルシオが人気です。
ヘルシオは調理の最初から最後まで過熱水蒸気で加熱することが特徴です。
ヒーター加熱と併用して過熱水蒸気を使用する商品が多い中、水の力だけで加熱します。
それにより、過熱水蒸気の温度の低いところに熱を加えるので、異なる食材を同時で調理が可能となります。
ヘルシオ以外も、過熱水蒸気レンジは出ています。
3-4.東芝
「石窯ドーム」という天面が弓なりになった庫内が特徴的な機種が出ています。
庫内全面に施した遠赤コーティングが生地からパンを焼くのに適した高加熱調理を可能にする。
最上位機種は最高温度が300℃以上になるので、チキンなどもカリッと焼けます。
スチームは角皿式と水タンク式があり、それぞれ価格が異なります。
本体の高さが低めになっている物が多く、設置場所を見てあまり高さが不必要であるなら検討するのが良いでしょう。
4.一人暮らし・自炊する方にオススメ機種
4-1.東芝・石窯ドーム 30L ER-SD3000
売れ筋商品です。
レンジ・オーブン・グリル・過熱水蒸気といった調理に対応し、さまざまな自動調理が行えます。
庫内には、広範囲を加熱できる直径約20cmの大型アンテナに、赤外線や温度センサーを装備。
これによって加熱ムラを抑え、解凍機能も高めています。
また、本体奥行き39.9cmというコンパクトさで、設置性が良いのもポイント。
こちらの機種は300℃出力、2段オーブン調理に対応しますが、別な機種で最大350℃を出力するモデルも存在します。
4-2.東芝・石窯ドーム 26L ER-SD70
赤外線と温度のダブルセンサーで適切にあたためられるスチームオーブンレンジ。
角皿式のスチームを搭載しており、茶碗蒸しやプリンなどの蒸し料理も調理できます。
ドーム型の天面で、熱対流ができ美味しく焼き上げます。
全面遠赤加工を施しており、食材にしっかりと熱を届けられる。
庫内は脱臭コーティングしており臭いを抑えられます。
4-3.パナソニック・エレック 26L NE-MS265
オーブンレンジです。
背面をピタッとつけられる機種。
左右各2cmと上方10cmは空けなければならないが、背面は開く必要はありません。
全解凍機能を使えば食材に熱を加えすぎないように完全に解凍できるので、下ごしらえに役立ちます。
加えて、自動メニューの中に、日持ちが良い料理がたくさんある「つくりおきメニュー」搭載。週末の作り置きやお弁当のおかず作りにも便利です。
4-4.パナソニック・エレック 26L NE-MS264-K
26Lと十分の庫内の広さでファミリーでも使えるオーブンレンジです。
自動メニューに煮物10分メニューが追加され一人分のパスタを10分で調理できるなど豊富なメニューがあります。
角皿スチームを使えばガトーショコラや、茶碗蒸し、プリンなど簡単につくれます。
1~4人の人数に合わせて設定できる自動メニュー人数設定も使えます。
4-5.日立 31L MRO-VS8
トリプル重量センサーと過熱水蒸気、掃除のしやすさがメリットのレンジです。
本体は大きいが、背面をピタッとくっつけて置け、ヒーターが内蔵され、
天面もフラットで、テーブルプレートを取り外し可能でお手入れが楽チンです。
過熱水蒸気を使って栄養素のある料理ができるので、機能性と掃除のしやすさが優れた価格帯も比較的安い機種です。
4-6.日立 31L MRO-TS8
過熱水蒸気を使い、油を使わず栄養素のある料理が作れます。
食材の重さを自動で計るトリプル重量センサーに、火加減をコントロールするWスキャン調理といった特徴があり、レシピに合わせて自動で火加減を調整するため、分量を計らず手軽に料理ができます。
価格も手頃で31Lの容量があるので、ピザなどの大きめのメニューもできます。
4-7.シャープ 26L RE-V90A
すばやく温める機能が優れています。
庫内を効率良く温めるトリプルセンサー、潤いを与えつつ温めるスチームあたためといった独自の加熱技術で、低価格ながらたくさんの料理をつくれます。
3分どんぶり、5分おかずといったスピード温めモードで、簡単なものならすぐ温め可能で、時短調理ができる低価格レンジです。
4-8.シャープ 31L RE-SS10B
2段調理ができ、時短調理ができます。
栄養素がある料理ができる過熱水蒸気、大容量で加熱できる300℃2段オーブンといった加熱方法で、クッキーやケーキをこんがり焼けます。
他にも、プリンやシュークリーム、フランスパンなどの調理もできます。
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