ワンルーム・1Kの快適なリビング作り方法4選

リビングの作り方

1.一人暮らしの部屋で代表的な間取り「ワンルーム」「1K」

学生や社会人の一人暮らしの部屋で最も選ばれる間取りである「ワンルーム」「1K」。

ひとつの部屋で寝食両方を行う生活をしている方が多いのではないでしょうか。

「ワンルーム」や「1K」の部屋には、メリットもあればデメリットもあります

部屋数が少ないことで便利な面もありますが、やはり「狭い」などの理由で過ごしづらいと感じている方も少なくないです。

そこでまずは、「ワンルーム」「1K」の部屋の具体的なメリット・デメリットをあげていきます。

1-1.「ワンルーム」「1K」の部屋のメリット

まずはメリットの具体例です。

  • 家賃が比較的安い
  • 新築の建物が多い
  • 掃除が楽
  • 引っ越しが楽 

など

「ワンルーム」「1K」の一番の魅力はその家賃の安さ。

土地にもよりますが、部屋数が少なければやはり家賃もお手頃です。

また、「ワンルーム」「1K」の部屋に住む場合は荷物もそんなに多くなく、

単身赴任などが増えた現代では「いつでも引っ越しがしやすい」という点を重視して「ワンルーム」「1K」を選ぶ方も。

単身赴任用のマンションなども増えていて、新築の建物が多い傾向にもあります。

1-2.「ワンルーム」「1K」の部屋のデメリット

続いて、デメリットの具体例です。

  • 寝食をひとつの部屋でするので汚れやすい
  • 狭くてくつろげない

中でも、最も多くの方が感じているデメリットが「狭くてくつろげない」という点。

部屋の広さはさまざまですが、「ワンルーム」「1K」は部屋に区切りがないので、

寝る場所と食べる場所が同じであることも部屋を狭く感じさせる大きな要因です。

2.『狭い部屋だとくつろげない!』は解決できる

しかし実は、先ほどあげた「ワンルーム・1Kは狭くてくつろげない」というデメリット面は、コツを掴むことで解決することができるんです。

そこでここからは、「ワンルーム」「1K」でも広々とくつろげる部屋を演出するためのコツを3つご紹介します。

2-1.座るスペースをベッド以外に用意する

狭い部屋で起こりがちな現象が、「ベッド=座る場所も兼ねる」というもの。

TVを見る時間や部屋で座ってくつろごうとしたとき、床に座るスペースがなくてベッドに腰をかけるクセがついている方も多いのではないでしょうか。

そういう方は、

ベッド以外に座るスペースをもうけるだけでも違った感覚を味わうことができますよ。

その広さを確保するため、まずは本当に必要な家具だけを部屋に置くように意識して、

座椅子やクッションなど部屋に合ったグッズを用意してください。

2-2.仕切り家具やカーテンなどを使って空間を区切る

「ワンルーム」「1K」は部屋に仕切りがなく寝食を同じ空間ですることになり、そのことが窮屈に感じる要因になりえます。

部屋が汚れやすいという問題も発生しますし、生活にメリハリがつかず過ごしにくさを感じる方も。

そこで、

薄い本棚やカーテンを使って部屋を分けるようにしてみてください。

「食べる場所」と「寝る場所」の空間を区切るだけでも部屋や家具がむやみに汚れることが防げますし、

部屋にゆとりを感じて生活にメリハリが出て快適に過ごすことができます。

2-3.小物は全て収納するようにする

「ワンルーム」「1K」に住む方の中には、棚などの家具の上が仕事に関する小物からプライベートの小物などいろいろなもので混雑している方も多いです。

元々「ワンルーム」「1K」の部屋には収納スペースがあまりない場合が多いのである程度は仕方ありませんが、

部屋を広く演出したいなら小物類は全て見えない場所に収納することをおすすめします。

最近では「見せる収納」と題しておしゃれに小物を飾る方も増えていますが、

「ワンルーム」「1K」の場合に行うとどうしても場所を取ってしまい部屋を狭く感じさせてしまいます。

ベッド下や椅子の下など、家具を上手に利用して小物は収納するようにしましょう。

3.【タイプ別】おすすめの素敵リビングの作り方4選!

ここまで「ワンルーム」「1K」の部屋を広く演出する方法をご紹介しましたが、

くつろぎの時間を過ごすスペースがほしいなら「リビング」の存在は必須ですよね。

実はリビングがないタイプの部屋でも、工夫を凝らせばリビングを作り出すことができるんです。

そこでここからは、部屋タイプ別にリビングを作る方法をご紹介していきます。

3-1.奥行きの広い部屋は縦で部屋をわける

縦でわける

ドアを開けると奥に空間が広がっているタイプの部屋に住んでいる方は、

縦方向に部屋をわけるとリビングを作り出すことができます。

例えば手前側のスペースにテーブルを、奥にベッドを配置するイメージです。

その際、何か仕切りとなる家具を配置することで、ドアを開けてすぐに寝床が目に入ることを防げます。

他人を招き入れたときにも便利ですし、すぐに寝床でだらけてしまう癖がある方にとっては生活改善も期待できます。

3-2.幅が広い部屋は横で部屋をわける

横でわける

ドアを開けると横長に空間が広がっている部屋に住んでいる方は、

左右で部屋をわけることをおすすめします。

例えば左側にテーブルを、右側にベッドを配置するイメージです。

こういったパターンの場合は、カーテンやパーテーションのようなものを使用して、

空間を区切ることで使わないときはしまって部屋を広く使うこともできます。

また、その他の家具を減らせばソファを置くことができるので、よりリビングらしさを演出できることも横長の部屋のポイントです。

3-3.ワンルームなら「食べる」「寝る・くつろぐ」にわける

食べる・くつろぐ

ワンルームなら「食べる」と「寝る・くつろぐ」にわけてみてください。

「寝る・くつろぐ」の方をリビングとして使用する形です。

ワンルームの部屋の特徴はキッチンと部屋が一体化していることなので、リビングを作るならベッド付近がおすすめ。

部屋の中にキッチンがあるので、キッチン付近は「食べる」だけを行うスペースとして確保して、

その他のスペースは広々と使うことができますよね。

また、目の前にキッチンがあることで食事の後片付けを後回しにしがちな方も多いです。

散らかったキッチン付近では存分にくつろげないですので、

やはりワンルームの場合は「食べる」と「寝る・くつろぐ」にわけた方がリビング感を味わうことができます。

3-4.1Kなら「食べる・くつろぐ」「寝る」にわける

寝る

1Kなら「食べる・くつろぐ」と「寝る」にわけることをおすすめします。

「食べる・くつろぐ」の方をリビングとして使用する形です。

1Kの部屋は、だいたいがドアのすぐ外側にキッチンがあるので、寝食をわけやすいのもポイントですよね。

「食べる・くつろぐ」のスペースを「寝る」とわけて確保することで、

食事中はダイニングとして、その他の時間はリビングとしてくつろぐことができます。

食事の後片付けが面倒でも、キッチンまで食器を運ぶ程度なら負担になりませんよね。

1Kならキッチンが部屋から見えないので、

「食べる・くつろぐ」と「寝る」にわけることでくつろぎの時間をしっかり確保することができます。

4.一人暮らしの狭い部屋も工夫次第で生まれ変わる!

「ワンルーム」「1K」だから、寝食をわけれない空間で狭くてくつろげないのは仕方がないことだと諦めていた方も多いのではないでしょうか。

ですがご紹介した通り、「空間をわける」ということをするだけでリビングを作り出すことができ、

狭い部屋でもくつろげるスペースを確保できるんです。

自分の部屋タイプを確認して、ぜひのんびりできるリビングを作ってみてくださいね。

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