エアコンなどは電気を使うため、冬の暖房家電ををストーブメインにしている方も多いと思いますが、
灯油の買い方がわからなかったり、特に一人暮らしだと買えたとしてもどうやって家まで運ぶの?という悩みを持っている方も少なくないかと思います。
そこで本記事では灯油の買い方を解説するだけでなく、一人暮らしの方でもスムーズに灯油を買える方法を伝授いたします。
1.ガソリンスタンドでの灯油の買い方
灯油の買い方は一般的に、
- ガソリンスタンド
- 灯油販売の周回
- 宅配サービス
の3つがありますが、利用者が最も多いのがガソリンスタンドでの購入者です。
車を所有していればタンクを持ってまとめて購入できることから、車所有者であればガソリンスタンドでの購入が最も経済的と言えます。
以下、ガソリンスタンドでの購入方法を解説します。
①ポリタンクの準備
ガソリンスタンドではガソリンを入れるポリタンクは自分で持っていくことになります。
サイズはものによって様々なものがありますが、18Lと20Lのポリタンクがメジャーです。
ポリタンクはホームセンターであればほぼどこでも売っているでしょう。
②ガソリンスタンドで灯油売り場の前に駐車する
ほとんどのガソリンスタンドでは、灯油の売り場は独立して設置してありますので、灯油売り場の前に駐車しましょう。
当然石油価格の変動によって灯油の価格も変動しますが、だいたいガソリンの1Lあたりの値段よりも30%前後安く購入することができます。
③灯油をポリンタンクの中に投入する
灯油はほとんどの場合セルフ式になっているので、自分で投入します。
ガソリンスタンドの中にはポリタンクのサイズを見越して、「18L専用」「20L専用」などのリッターぴったりの購入プランがあるので、自分のポリタンクのサイズと合っているものが合った場合はこちらを選択すると良いでしょう。
④持ち帰ってきたら、灯油ポンプを使ってストーブに移し替える
持ち帰ってきたら、灯油ポンプを使ってストーブに移し替えます。
灯油ポンプは手動のスポイト式と電池式の自動のものがありますが、最近では自動式のものでも1000円前後で購入できるものが多いので自動式を使うことをおすすめします。
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この時、ベランダがあればベランダで行い、必ず新聞紙を下に敷いてください。
2.灯油を買うなら宅配サービスがおすすめ
前章ではガソリンスタンドでの灯油の買い方を解説しました。
しかし車を持っていない方、特に一人暮らしの方などは灯油をガソリンスタンドで買っても持ち帰ることが難しいのではないでしょうか?
また、トラックなどで音楽を流しながら灯油販売の周回をしてくれるところもありますが、買いたいタイミングで来てくれることは稀と言えるでしょう。
そんな悩みを持っている方におすすめの灯油の買い方は、宅配サービスの利用です。
注文後、または定期的に灯油をお住まいまで運んでくれるので大変便利です。
今回は、全国的にサービスを展開している、信頼できる灯油宅配サービスを行っている3社を取り上げてご紹介します。
3.おすすめの宅配サービス3社!
3-1.コメリ
41都道府県で広く灯油宅配サービスを行っているコメリ。
一度の会員登録で電話、コメリ店頭、ネットでの注文が可能です。スマホアプリもあります。
給油日から過去8日間の最安値の価格で販売。
毎週、半月、毎月、9週、13週、と幅広く間隔を選ぶことができる定期宅配サービスがあります。
定期宅配は3円/ℓ引きと大変お得です。
支払いはコメリカードもしくはその他クレジットカードで。
コメリカードの支払いならポイントがたまるのでおすすめです。
3-2.イオン
イオンの灯油宅配サービスは20の道県で展開されています。
ネットで会員登録すると、24時間365日ネットもしくは携帯電話での注文が可能です。
ネットでの注文と、定期宅配での注文は2円/lℓ引きです。現金かイオンカードでの支払いができます。
イオンカードでの支払いはもちろんポイントがたまります。
3-3.シューワ石油
「ゆーきやコンコ」の歌とともに巡回する販売車でおなじみのシューワ石油。
16の都道府県で灯油宅配を行っています。
巡回販売なので、会員登録なしでも利用できます。
ネットでの登録を行うとネットでの注文が可能です。
7日前の注文なら最大70円、54ℓ以上の大口注文なら4円/ℓ引きの割引が利用できます。
給油は毎週決まった曜日に行われます。
4.灯油の保管方法について
灯油は暖房で多いに役立つ側面がある一方で、使い方は保管方法を間違うと火事などの危険性を伴う可能性があります。
灯油の保管にはいくつか注意点があります。以下の項目をきちんと守って安全に灯油を使いましょう。
- 直射日光を避けて保存すること
日光が当たると灯油の成分が変質してしまうため燃焼不良を起こし危険です。器具の故障の原因にもなります。
保存容器の上にカバーをかけて保管すると良いでしょう。
- 高温多湿の場所を避け、できるだけ風通しのいい場所で保管すること
- 保管する容器はポリエチレン製の専用タンク(ポリタンク)や一斗缶、金属製のタンクで保存すること
古いポリタンクは灯油の劣化の原因になるので新しいものと交換しましょう。
- 雨水などが入らないところで保管すること
- アパートやマンションの廊下は共有部分であることが多いので、灯油の保管場所としてはお勧めできません
玄関か、ベランダが広い場合ではベランダでの保管が一般的かと思いますが、ベランダは火災時などの避難経路になる場合があるので、経路をふさがないように気をつけなければなりません。
また、ベランダでの灯油の保管を禁止しているアパートやマンションもあるので、灯油を使用する前に一度確認しておきましょう。
上記のポイントを守った上でも、灯油は1シーズンで使い切ってしまうのが理想的です。
以上、ガソリンスタンドでの灯油の買い方とおすすめの灯油宅配サービスについてでした!
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