一人暮らしを始める時には、生活に必要なアイテムを一揃えすることで精一杯でしたが、
日々の暮らしがはじまると、料理が面倒くさかったり、部屋が暑い寒いなどのストレスが見えてきますよね。
今までは家族が家事をしてくれていたので、いざ一人暮らしをスタートさせると、家事がストレスになることも多いのです。
そこで今回は一人暮らしの生活の質を向上させる家電をピックアップしてみました。
目次
1.「めんどくさい」というストレス
家族で生活していた時には、門限があったりお風呂の入るタイミングを家族に合わせたりしていたのが、
どんなに遅く家に帰っても、お風呂に入るタイミングも自分の思いのままに過ごせますよね。
その反面今まで家族がしてくれていた家事を全て自分一人でこなさないといけないのが、本当に面倒くさいと思っている人も多いかと思います。
一人暮らしで面倒だと思う家事アンケートがありましたので、見てみたいと思います。
(※『マイナビウーマン』にて2015年8月にWebアンケート。有効回答数136件(22~34歳の働く女性))
1-1. Q.一人暮らしで特に面倒だと感じることを教えてください
男性一人暮らしが面倒だと思う家事
- 第1位 食器洗い 21人(22.6%)
- 第2位 トイレ掃除 12人(12.9%)
- 第3位 洗濯 10人(10.8%)
- 同率3位 料理 10人(10.8%)
- 第5位 お風呂掃除 7人( 7.5%)
女性一人暮らしが面倒だと思う家事
- 第1位 食器洗い 32人(27.4%)
- 第2位 料理 17人(14.5%)
- 第3位 洗濯後の衣類たたみ・収納 15人(12.8%)
- 第4位 お風呂掃除 10人(8.6%)
- 第5位 洗濯 7人(6.0%)
この結果から料理と洗濯、お風呂掃除が主に面倒だと感じる家事になりますね。
この3つの家事の中でも料理は、毎日3度やってくる家事。
料理は、食材を買う・調理をする・後片付をする、という工程ですね。
食材を買うのは、外に出たついでに買うとしても、調理をするのが面倒だと感じている人が多いようですね。
一人分の料理は面倒で、自分が食べるのだから手抜きをしてしまうと出来上がった料理はあまり美味しくない。
といった具合で、それならコンビニでお弁当を買おう!ということになりがちですね。
また洗濯に関しては、洗濯は、洗濯物を洗う・干す・たたむ・元の場所に戻すという工程があります。
一気に家事が終わらず、時間がかかる家事の一つです。
洗濯を洗うのは、洗濯機がしてくれるけれども、干す・たたむ・元の場所に戻すというのは、自分が動かなければ全く進みません。
洗濯の工程で、しなければ困るのは、「洗う」と「干す」ことは、しなければ困ることですよね。
最後の「たたむ」「元の場所に戻す」ということは、快適に過ごすためにした方が良いことではあるのですが、
しなければすごく困ることではないので、行動しにくく、ぐずぐずになってしまうのです。
また、せっかく洗濯をしても雨が降ってくると、一人暮らしなので洗濯物を取り込むことができずに、
洗濯をしなおしたり、長雨で洗濯物を部屋干ししなければならず、部屋の匂いが気になるなどのストレスを感じやすくなります。
最後にお風呂掃除。
お風呂掃除も毎日欠かさず行う家事の一つですね。
お風呂掃除は、意外に力がいる作業で疲れる作業になりますね。そして水を触るので手荒れが気になったり、
掃除するタイミングがわからずに入ろうと思ったら、掃除から始めないといけないのが面倒、ということもありますね。
自分が日々の生活の中で、どんなことに対して、面倒くさいという気持ちがムクムク出てくるのかを、改めて観察してみましょう。
2.「めんどくさい」を解消する家電(料理編)
自分の面倒くさいがわかったら、面倒くさいを解消するアイテムがないかを探す作業です。
小さな面倒くさいから大きな面倒くさいまで、いろいろなレベルの面倒くさいがありますが、
面倒くさいレベルの高いものから解消していくと、生活がスムーズに快適になります。
そこで「めんどくさい」を解消する家電をまずは料理からピックアップしていきます。
料理することを、少し分解してみると、<食材をカットする・下処理する・調理する>という工程になりますね。
この工程を少しでも軽減できれば、「めんどくさい」気持ちが低くなるのになっと思ったことはありませんか?
3つの中で「調理する」ことを家電にお任せすることができるアイテムがあります。
2-1. <調理はお任せ> シャープ「ヘルシオホットクックKN-HW24C」
食材の水分を利用して調理をする無水調理対応の自動調理鍋です。130のメニューが内蔵されているので、食べたい料理を作ってくれます。
また、新メニューを追加することもできるので、日々メニューを進化させることも可能です。
2-2. <調理はお任せ> ティファール「「クックフォーミーエクスプレス CY8511JP」
圧力鍋のように加圧調理ができるタイプの自動調理家電です。
セット後15分以内の時短レシピが150も内蔵しています。2〜6人分の料理ができるので、作り置き分もできます。
圧力調理、蒸す、炒める、煮込む調理法ができる優れものです。
そこで、まずは調理をするのが面倒を解消する家電を紹介したいと思います。
2-3. <食器洗いはお任せ> パナソニック プチ食洗 NP-TCM4-W
食器18点を一度に洗うことができる人利用の食器洗い機です。
サイズもファミリータイプよりもコンパクトで47×30cm。ただし排熱のために幅47cm×奥行き30cm×高さ52cmが必要です。
3. 洗濯の「めんどくさい」を解消する家電
洗濯の「めんどくさい」は、主に、「干す・たたむ・元の場所に戻す」のどれかに当てはまります。
家電で解消できる「めんどくさい」は、「干す」ことを代用してくれます。家電を使うことで、干す時間を短縮できたり、干すことと家電にお任せできたりします。
3-1. <乾燥はお任せ> 日立 4.0kg 衣類乾燥機HITACHI DE-N40WX-W
洗濯後そのまま乾燥機へ入れるだけで、洗濯物を乾燥してくれます。
雨が続く日に室内干しをする必要がなくなります。
4.0kgと一人暮らし用の洗濯機の容量と同じサイズにすれば、分けて乾燥する必要もありません。
3-2. <乾燥時間短縮> アイリスオーヤマ 衣類乾燥機 カラリエ IK-C500
軽量でコンパクトな衣類乾燥機です。軽いので、衣類だけではなく下駄箱の湿気やピンポイントの衣類乾燥もできます。
サーキュレーターとしても使えるので、冷暖房の空気循環にも便利です。
4. お風呂掃除の「めんどくさい」を解消する家電
お風呂掃除が「めんどくさい」という方には、疲れるというのがありました。
そこで力入らずでお掃除ができる家電があります。
4-1. <お風呂掃除を軽減>ElleSye バスポリッシャー
充電式の電動のバスポリッシャーです。
これがあれば力仕事が苦手な方も楽々掃除ができます。
浴槽や床だけではなく、天井も掃除ができます。タオル掛けに掛けておけるサイズですので、収納にもスペースを取りません。
5.「不快」のストレス解消する家電
暑い・寒いなどの気温へのストレスや、匂いが気になると不快になりますよね。
また花粉症を持っている方は、花粉症が飛ぶ時期になると、くしゃみや目のかゆみなどの不調が現れてストレスを感じてしまいます。
そこで、そんな不快を解消する家電を紹介したいと思います。
部屋の温度や湿度を快適な温度湿度に保つことは、快適に過ごすのにとても大切な要素です。
温度が高すぎても低すぎても快適には過ごせません。
季節によって快適な温度湿度は少し異なるのですが、目安を知っていると調整がしやすいので、ぜひ部屋に温度湿度計を設置してみましょう。
- 夏>室内温度25〜28度、湿度55〜65%
- 冬>室内温度18〜22度、湿度45〜60%
そこで夏にはクーラー、冬には暖房器具で室温を調整しますよね。
そこでクーラー、暖房以外の家電を紹介します。
5-1. <室温を快適にする家電> アイリスオーヤマ サーキュレーター 静音
冷たい空気は低い場所に、暖かい空気は高い場所に留まる性質があるため、夏や冬にクーラーや暖房の風を循環させることができます。
エアコンだけの使用とサーキュレーターを併用した場合、エアコンの設定温度を2度あげても快適に過ごせ、電気代の節約にもなります。また部屋干しにも活躍します。
5-2. <部屋の空気をきれいに> 空気清浄機 日立(HITACHI) EP-MZ30
花粉症の方にオススメです。奥行きが狭く設置しやすいデザインです。
前後左右上下と6方向からの吸引に対応し、15畳まで対応してるので、長く使うことを考えるとコスパの良い空気清浄機です。
6. あると便利な家電7選 便利の理由と選び方
生活の質を上げるために、めんどくさいや不快を取り除く家電を紹介してきました。
ただこれらを全て揃えると、設置するスペースの問題もあるので、現実的ではありません。
そこで、必要な家電プラスアルファで、生活の質を向上させることができるものをピックアップしてみました。
これはあくまでも個人的な選択ですので、皆さんのめんどくさいや不快を見つけてみてくださいね。
今回選んだキーワードは、「時短」「快適」「節約」の三つで選んでみました。
家事の時短ができれば、自分の時間にシフトすることができ、生活の質を上げることができます。
今までの家事時間を、読書や自分の好きな趣味に使うことができるようになります。
部屋が快適だと、家にいる時間が楽しくなります。
また心地よい空間はリラックスできます。
最後に節約。お金は限られているので、光熱費で消えていくのは悔しいですよね。
そこで、節約ができれば、その分自分への投資ができます。
6-1. <あると便利な家電>電気ケトル
電気ケトルはガスを使わずに電力でお湯を沸かします。
短時間でお湯を沸かせるので、朝のバタバタした時間にぴったりです。
6-2. ティファール 電気ケトル 0.8L
抗菌仕様のティファールの小型電気ケトルです。
本体内部の掃除がしやすく清潔に保ちやすい仕様です。
また底面には水垢が付着しやすい加工が施されていて、手入れが楽です。
カップ1杯分のお湯を50秒ほどで沸かすことができるので、朝のコーヒーやスープを作るのにもぴったりですね。
6-3. ドリテック(DRETEC) ドリップ PO-115
コードレスタイプの電気ケトルは、どこでも使えるのが便利ですね。
細口タイプで、お湯を注ぎやすいのでコーヒーのドリップも簡単ですので、朝コーヒーを飲む人にオススメです。
またお湯が沸くと、電源が自動で切れるため不要な電力を使わなくて、経済的です。
7. <あると便利な家電>コーヒーメーカー
普段コーヒーを飲む人におすすめしたいのがコーヒーメーカーです。
コンビニやコーヒーチェーンなどで飲むのも良いのですが、リラックスできる家でコーヒーを飲むのは、外で飲むのとは少し気分が違いますよね。
7-1. siroca SC-C111 ブラック
コーヒー豆を自動計量してくれるコーヒーメーカーです。
豆の引き具合を好みに選ぶことができ、テイストもリッチとマイルドに選べます。
またタイマー機能も付いているので、指定した時間にコーヒーができるというコーヒー好きの方におすすめの家電です。
7-2. ネスカフェ ドルチェ グスト
専用カプセルを購入して好きな味を楽しむタイプのコーヒーメーカーです。
一杯ずつ淹れたてで本格的な味を楽しめ、カフェメニューも15種類と色々な味を自宅で楽しめます。
また操作やお手入れも簡単なので、美味しいコーヒーを手軽に飲むことができます。
8. <あると便利な家電>ホットカーペット
部屋を暖めるほどではないけれど、寒いなという時に便利なのが、ホットカーペットです。
必要な場所だけを暖めることができるため上手に使うと、暖房費の節約にもなります。
またホットカーペットと暖房を併用すると、設定温度を下げても部屋は快適な温度になります。
8-1. パナソニック ホットカーペット フローリングタイプ ~2畳
フローリングタイプなので、お手入れが楽なこと、ジュースなどの飲み物をこぼした時にもさっと拭き掃除だけで簡単な点で選びました。
ホットカーペットにブランケットをすると保温効果でポカポカ暖かく、秋から冬に大活躍します。
9. まとめ
上手に家電を買うためには、まず自分がどうしてその家電がほしいのかをじっくり考えてみましょう。
面倒くさいと感じたことを家電を使うことで、ストレスが軽減して快適に暮らすことができます。
私は食事後の食器洗いがどうしても面倒くさく、食洗機を購入してストレスがなくなりました。
ストレスを少しずつ減らして快適で生活の質を向上させていきましょう。
この記事へのコメントはありません。