一人暮らしの自炊のポイントは作り置きや冷凍保存にあった!家にあるものを上手に活用

冷凍保存のポイント

1.一人暮らしの自炊は良いこと盛り沢山!

実家暮らしと一人暮らしで大きな違いが出るものの代表例と言えば、「食生活」ですよね。

実家暮らしの時から自分で料理をしていた方は別ですが、そうでない方で一人暮らしを機に自炊を始めよう!と思っている方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?

しかし中には一人暮らしをしている方でも、「自炊って面倒臭いイメージ」「外食した方が美味しいものがいただけるし・・・」と自炊に対して消極的な捉え方をしている方もいらっしゃるようです。

そこで、まずは自炊をすることによって得られるメリットをご紹介していきます。

1-1.一人暮らしの自炊のメリットとは?

自炊には様々なメリットがあります。

コンビニ弁当や外食で済ますよりも栄養バランスが取りやすく健康的になれますし、何より食材を上手に利用すれば大幅に出費を抑えることができます。

また、何度も作っていく内に自然と調理方法が身に付き、料理すること自体を楽しめるようにもなっていきます。

「趣味は料理です!」とまで言えるようになる方もたくさんいらっしゃいますよ。

加えて、

「自炊している人は自立している」と例えられるほど、自炊は一人暮らしの方にとってステータスともなる行為という見られ方もあります。

確かに、一人暮らしを楽しんでいる方は毎日きちんと自炊している場合がほとんどですし、

他人に私生活の話を聞かれた時に「自炊派です」と言うだけでしっかり者のイメージを抱いてもらえそうですよね。

このように、「ただ自分の食事を自分で作る」という作業を怠らずにしっかりやっていくだけで好評価を得られるなど、

自炊には健康面・経済面以外にも多くのメリットがあるんです。

1-2.自炊が難しい生活をしている人もいる

しかし、中にはどうしても時間が作れず日々コンビニ弁当を食べている方も大勢いらっしゃいますよね。

特に忙しい仕事をしている方や、不規則な生活リズムを送っている方にとっては、自炊したくても出来ない歯痒い思いもあるかもしれません。

ですが、そういった方は一度周りを見渡してみてください。

同じ様な生活を送っているのに、毎日手作り弁当を持参していたりと、きちんと自炊できている方も中にはいらっしゃることに気がつくのではないでしょうか。

そのような方々は一体どうやって自炊する時間を捻出しているのか、気になりますよね。

実は「毎日自炊してます」という方の多くは、実際に毎日キッチンに立って調理をしている訳ではないんです。

毎日の食事を上手に手作りしている方の多くは、工夫して時短自炊を行なっています。

「忙しくて自炊出来ない」ではなく、「忙しいから自炊の仕方を工夫しよう」という思考を持つことが大事なんですね。

2.どうすれば自炊する時間を作ることができるか

では実際に自炊する時間を作ったり、その自炊にかかる時間を短縮する為には一体どのような工夫をすれば良いのか、いくつかその方法をご紹介していきたいと思います。

2-1.作り置きする

自炊の時短において最も多くの人が活用している方法が『作り置き』。

最近は作り置きブームのおかげで様々なジャンル・方法の作り置きレシピ本が展開されていて、「料理の時短=作り置き」という公式が出来上がっているとも言えます。

中でもまとまった時間が取りやすい週末に1週間分のおかずを作り置きしておく『週末作り置き』に取り組んでいる方が多く、

メイン・副菜の2種類ずつを合わせて大体10パターンほど作り置きして1週間の中で組み合わせていくといった誰にでもとりかかりやすい時短法です。

慣れない内は10パターンほど調理するのに5時間以上もかかる場合もあるようですが、慣れてくるとおよそ3時間ほどで済むようになってくるのが目安です。

また、メニューによってもかなり必要な時間が変わってくるので、夏場などであれば簡単な和え物などをレパートリーに加えることで更なる時短に繋がりますよ。

2-2.食材を冷凍する

一人暮らしの自炊において最も懸念されるのが食材の腐敗ですよね。

「作り置きをしよう!」と思って張り切ってたくさんの食材を買ってきても、その食材の全ての部分を料理に使用する訳ではないメニューもありますし、

忙しい方だと結局作り置きができなかったという場合もあるかもしれません。

そうして冷蔵庫の中で食材をダメにしてしまった経験があって、更に自炊に取り組む気を失ってしまった方も多いのではないでしょうか?

かといって毎回使いきれる分だけのカット野菜ばかり購入するのも意外と経済的ではありませんよね。

そういった場合には『食材の冷凍保存』を試してみてください。

実は、基本的にほとんどの野菜は冷凍保存が可能なんです。

ただ、買ってきたものをそのまま冷凍庫にしまうと使う時に固くてカットできないですし、そもそもそんなに大きな冷凍庫をお持ちの一人暮らしの方はあまりいらっしゃらないですよね。

野菜の冷凍保存をする際は必ず一口サイズや調理しやすいサイズにカットをしてください。

また、ホウレンソウなどの灰汁の出やすい野菜は一度茹でてから十分に冷まして冷凍するなど、食材によって多少手間が増えるものもありますが、

この冷凍保存をしておくだけでいざ自炊しようと思った時に大幅な時短に繋がります。

先ほどご紹介した「週末作り置き」をしたいけどそれほどまでの時間は今のところない、という方はぜひまずは食材を調理しやすいサイズで冷凍保存しておくことから始めてみてくださいね。

2-3.余裕のない日のための一食分を常に冷凍保存しておく

そして、一人暮らしの自炊を上手に継続していく一番のポイントは、『常に一食分の冷凍保存をしておく』ということです。

なぜなら、「自炊する時間がない・・・」と思っている方は、自炊しようと思っていたタイミングで自炊出来なかったらなんとなくそのまま「もういいや」となってしまうパターンが多いからです。

一人暮らしの自由さ故に、「明日からやろう」と思っていたことが来週になり、再来週になり・・・。

そしてまた自炊へのやる気を失ってしまうケースが多々あります。

そうならない為にも、「こんなに忙しかった日でも手作りの食事をしている!」と自分で自分を褒めてあげることも大切ですよね。

しかし実際に忙しかった日でも無理をして自炊を続けるのはストレスに繋がりかねません。

そこで、作り置きをした際に「本当に余裕がない日用」の一食分を分けて冷凍保存しておくことで、自炊へのやる気を継続させていくことへと繋がっていきますよ。

3.これがあれば明日からでも作り置き可能!オススメアイテム4選

ではここからは、自炊生活に欠かせない作り置きの際にあれば便利なアイテムとその上手な使い方についてご紹介していきます。

中にはほとんどの方がすでに持っているであろうアイテムもありますので、自分の使い方とぜひ比べてみてくださいね。

3-1.ジッパー付き保存袋

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まず最初にご紹介するのは『ジッパー付き保存袋』。

メーカーで言えばジップロックなどが有名ですよね。

こちちらの便利な点は、立てても横にしても省スペースで保存できるところ。

特にカット野菜などを冷凍する際にはこちらに入れて立てて冷凍庫に収納すると、一人暮らしサイズの冷凍庫でも十分な量が保存出来ますよ。

また、ジッパーが付いているので漏れなどの心配もなく、スープなど汁物も冷凍保存できるのも魅力的。

その際には半解凍状態で一回分ずつの量をパキパキと折っておくと実際に食べる時に便利ですよ。

3-2.ラップ

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続いてご紹介するのは、きっと誰でも家にあるであろう『ラップ』です。

代表的な商品はサランラップやクレラップなどですが、今では100円ショップなどでも販売されている、食材の保存には欠かせないアイテム。

しかしラップはただ食材を包んで保存するだけの使い道ではないんです。

オススメの利用法は「味噌玉」を作ること。

「味噌玉」とは、簡単に言えば味噌と顆粒だしを丸めたものです。

実はこれ、インスタント味噌汁のようにお湯を注いだだけで簡単にお味噌汁がいただける優れもの。

時間がある時にたくさん作っておいて冷凍保存しておくことで、時間がない日でも温かい味噌汁を飲むことができますよ。

味噌と一緒にワカメなどの具を練りこんでおくのも良いですよね。

3-3.お弁当カップ

お弁当カップ

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職場や学校などにお弁当を持参していく方が増えた時代、今やアルミや紙のものに加えてシリコン素材など、様々なラインナップで展開されている『お弁当カップ』。

サイズも色々とあるので、お持ちのお弁当箱に合ったサイズのものを用意してくださいね。

このお弁当カップに野菜類で作った副菜を詰めて冷凍しておくだけで、毎日のお弁当にはもちろん、朝食や夕食の際の彩りにも一役買ってくれます。

さらに、お弁当カップに詰めた料理を少しづつ色々な種類食べることで、栄養バランスも取りやすいですし、また食べ過ぎを防ぐ効果もあります。

紙やアルミのものであればそのまま捨てられるので洗い物の手間も減りますし、シリコン製のものであれば洗って繰り返し使用できるので経済的。

ご自分の目的に合わせて選べれるのも嬉しいですよね。

3-4.製氷皿

製氷皿

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最後にご紹介する便利アイテムは『製氷皿』です。

実はこの製氷カップ、先ほどご紹介したお弁当カップを入れて収納するのにはちょうど良いサイズのものがたくさん展開されているんです。

しかし一度試してみてもらいたいのは「デザート用」として使うこと。

自炊上級者の方の中では、デザートも自分で作っているという方も多いよう。

例えばゼリー液を流し込んで冷蔵庫に入れておいたり、夏場はシャーベットなども良いですよね。

つまり液体から固体になって味わうデザート類であれば基本的に何でも利用できます。

デザートを作り置きしておくことで、来客時にも自炊上級者アピールができることに加えて、

「ちょっと甘いものが食べたいな」という気分の時にコンビニなどに行く必要もなくなり、普段の自炊生活へのモチベーション維持にも繋がりますよ。

4.家にあるアイテムを上手に使おう

いかがでしたか?

今回は、一人暮らしの自炊のメリットや時短方法、あれば便利なオススメアイテム4選をご紹介しました。

やろうやろうとは思いつつも、後回しにしてしまいがちな自炊。

しかし、一人暮らしの生活の健康面・経済面どちらにおいても多大な影響を及ぼす食生活に関することだからこそ、出来ることなら毎日しっかり自炊していきたいですよね。

難しいイメージを持ちやすい家事の一つではありますが、工夫一つでとても簡単に時間をかけることなく続けていけるが自炊です。

一度やれる範囲から自炊を始めてみてはいかがでしょうか?

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