今の時代、自宅のネット環境は必須でしょう。
家でネット環境を整える方法は、「モバイルWi-Fi」と「光回線」の二つの方法があり、どっちが良いか悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
結論から申し上げますと、一人暮らしの人にはモバイルWi-Fiがおすすめです!
ただ、安易に価格の高い・安いだけで選ぶと失敗しやすいです。
高いモデルの場合、一人暮らしにはいらない機能がついていたり、安ければ速度が遅すぎてストレスを感じる、ということがあります。
この記事では、光回線とモバイルWi-Fiのメリット・デメリットを比較し、一人暮らしにモバイルWi-Fiがおすすめなのかを解説した上で、初めてWi-Fiルーターを買うのに失敗しないためのコツと、おすすめモデルをご紹介していきます。
1.モバイルWi-Fiと光回線の比較
ネット環境を整える方法は主に二つあります。
- モバイルWi-Fiを使用する方法
- 光回線を引く方法
インターネット契約はほとんどが2年契約のため、慎重に選ぶことが大切です。解約する場合は、違約金がかかるので注意が必要です。
この二つは、通信速度、安定性、月額料金、工事の有無、容量制限、外出先での使用可否などに違いがあります。
通信料や利用目的など自分に合った方法を選ぶ必要があります。
それぞれのメリット・デメリットをみていきましょう。
1-1.モバイルWi-Fiのメリット
- 料金が安い
- 回線工事不要ですぐに使える
- 外出先でも使用可能
一人暮らしの方にモバイルWiFiをおすすめする最大の理由は月額料金が安さです。
キャンペーンを利用し、キャッシュバック分も含めると月々約3200円ほどで利用することができます。
また、モバイルWi-Fiは持ち運びができるので、外出先でも利用可能です。
そのため、スマホの契約通信容量を低く抑えることができ、スマホ代を節約することもできます。
どこでも気兼ねなくインターネットが使えるのもモバイルWi-Fiのメリットです!
モバイルWiFiは工事不要ですぐに使えるのも素晴らしいです。
申し込んでから、約1週間ほどでモバイルWiFiが届くので、ストレスなくすぐにインターネットに接続することができます。
設定も簡単です。
光回線では工事が必要になり、使えるようになるまで約3週間ほど待つことになります。
また、工事に立ち会わないといけない場合も多いです。
1-2.モバイルWi-Fiのデメリット
- 速度制限がある
- 光回線に比べると安定感がない
モバイルWi-Fiにも弱点があります。
それが、速度制限と通信の安定感です。
3日10GB程度の速度制限がある契約が多いです。
それ以上使用する場合は、通信速度が遅くなります。
また、光回線と比較すると通信速度の安定感は劣る点もモバイルWi-Fiのデメリットになります。
しかし、この2点が致命的な弱点かというとそうでもありません。
3日で10GBを使わない人の方が多いと思いますし、たとえ速度制限に引っ掛かったとしても、ネット検索やYouTube等での動画再生は問題なく使用することができます。
ただ、高画質で映画等を見たい場合には、通信速度や安定感が十分でない可能性もありますので、使用用途に合わせて判断して下さい。
1-3.光回線のメリット
一人暮らしの人にはモバイルWi-Fiをおすすめしてきましたが、光回線も悪いわけではありません。
メリットもたくさんあり、人によっては光回線の方が良いと言う人もいると思います。
そこで、光回線のメリット、デメリットについて紹介していきます。
- 通信速度が速くて安定している
- 速度制限がない
1-4.光回線のデメリット
- 同じ建物内で利用者が増えると遅くなる
- 宅内工事が必要になる場合がある
- 開通するまでに時間かかる
光回線は速度制限がないため、気兼ねなく利用することができます。
通信速度も安定しており、快適なネット環境を整えることができます。
複数人で住んでいる場合には、特におすすめです。
ただし、マンションで光回線を利用する場合、同じ建物内でネットを使っている人が多くなればなるほど回線速度が遅くなる可能性もあります。
また、契約する場合は開通工事が必要で、引越しシーズンだとネットが開通するまでに申込みから約1ヵ月かかる場合もあります。
2.Wi-Fiルーター選びのポイント
上記で光回線とWi-Fiルーターのメリットデメリットを挙げていきましたが、一人暮らしという状況下ではモバイルWi-Fiのほうが恩恵が多い(と思う人が多い)ということがおわかりいただけたと思います。
では、Wi-Fiルーターにする場合、どのようなポイントで選んでいけばいいのでしょうか。
2-1.最重要なのは速さ
安さや性能など、何に重点を置くかは人によって異なりますが、Wi-Fiルーターを選ぶうえでこだわりたいのが通信の速さです。
YouTubeやHuluなどの動画サ-ビスを頻繁に使う人や、ネットゲームを頻繁にする人は特に速度を重視した方が良いです。
十分な速度のパフォーマンスが無ければ動画の音声が途切れ途切れになる、画質が荒くなる、動画再生中に頻繁に止まる、など快適な視聴環境とは言えない状態になります。
また、家でパソコンを使った仕事をする人は通信が遅いだけで仕事に必要以上に時間がかかりストレスになるので、必ず通信速度にこだわった方が良いでしょう。
2-2.速さのポイントは「Mbps」「ビームフォーミング機能」「11ac」
- 通信速度の値Mbps
速度にこだわらないのであれば安いモデルでも良いのですが、これだけスマホが普及しているので速度に敏感な人は多いでしょう。
速度次第で快適に様々なコンテンツを利用できます。
Wi-Fiルーターの速さを見るにはMbpsの値を確認します。
Mbpsは通信速度の値であり、この数値が800以上あればおおよそ快適なネット環境になります。
ただ、Mbps値はあくまで「理論上はこの速度で通信可能」という目安の値です。
800に満たないモデルで必ずしも低速な通信になるというわけではないので、目安として捉えましょう。
- ビームフォーミング機能
Wi-FiルーターとWi-Fiを受信するデバイスの位置によっては通信が低速になることがあります。
そこで役に立つのがビームフォーミング機能です。
これは、スマホやパソコンなど受信するデバイスを自動で検知し電波をそのデバイスの方向へ集中して飛ばす機能です。
これにより安定した通信ができます。
- 高速通信の規格、11ac
11acとは次世代の高速規格と呼ばれる通信規格です。
11ac対応の機種は高い通信パフォーマンスを発揮することができます。
パワフルなWi-Fiで離れた場所であっても高速でネットが使え、大容量の動画やゲームでもサクサクと滞りなく視聴することができるでしょう。
3.おすすめWi-Fiルーター3選
では最後に、以上のポイントを抑えたおすすめのルーターを3つ紹介いたします。
3-1,BUFFALO WCR-1166DS
充実した機能と低価格なモデルでWi-Fiルーター入門には最適です。
通信速度は800Mbpsを超え、11acに対応し、ビームフォーミング対応も搭載されています。
一人暮らしには嬉しいコンパクトさ、部屋の景観を壊さないスタイリッシュなデザインもまた魅力です。
3-2, TP-LINK TL-WR841N
最初にご紹介したBUFFALOのWCR-1166DSよりも価格が安いモデルですが、同じくらいのスペックがあります。
ただ、「通信が途切れ途切れになるときがある」「Wi-Fiを受信するデバイスまでに障害物があるとパフォーマンスが落ちる」といった利用者の声もあるので、電波の強度に少し難があるとも言えます。
それでもこの価格で十分な速度を誇る魅力的なモデルです。
3-3,ELECOM WRC-F300NF
できるだけ財布に優しいものがいいという人におすすめなのがこのモデルです。
2000円以内で買えるので価格を重視したい人には嬉しい安さですね。
手のひらサイズの超コンパクトさも魅力です。
ただ、このモデルの弱点は通信速度です。通信速度は300Mbpsまで、11acにも未対応です。
長時間の動画やスマホゲームをこのWi-Fiルーターを使ってする場合はパフォーマンスに少し不満を感じるかもしれません。
価格重視、長時間の動画視聴やスマホゲームをしないでとりあえずネット環境が欲しい、まずはどんなものなのかお試しで買いたい、という方には十分おすすめできます。
4.ネット環境を整えて充実した一人暮らし生活を
娯楽のため、自宅での仕事に使うため、目的は様々ですが快適なネット環境があるのは現代の暮らしの基本のキです。
自分にあったモデルをみつけて一人暮らしの生活を充実させてください。
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