大学生になって初めて一人暮らしをする方も多いと思いますが、費用がどれくらいかかるのか、または仕送りなしの場合はどう生活すればいいかなど、楽しみは大きい反面、悩みも大きいと思います。
そこで本記事では、学生の一人暮らしにかかる費用とコスト削減の4つのコツについて紹介していきます。
1.一人暮らしにかかる費用と意外な出費の落とし穴
1-1.一人暮らしにかかる生活費とは?
学生の一人暮らしにかかる1ヶ月の費用は、主に以下が挙げられます。
- 家賃4〜10万
- 光熱費5000円前後
- 食費3万前後
- 通信費数千円〜1万円
その他には交通費や娯楽、交際費などが挙げられますがこれらは個人差が大きくなります。
全て合わせると平均して15万円前後です。
1-2.学費について
学生だからこそかかる費用として学費が挙げられます。
実は学生の一人暮らしの費用で半分は学費がしめると言われている位、学費は生活の大きな負担となります。
勿論、公立、国立、私立では学費は大きく異なります。
まずは公立、国立、私立別での年間平均の学費を見てみましょう。
- 国立…約620000円
- 公立…約620000円
- 私立…約1370000円
文学部なのか理系学部なのかで学費も変わって来ますので、上記に記したものはあくまで目安ではありますが、国公立に比べると私立は学費が2倍に跳ね上がっている事が分かりますね。
これは学費だけでは無く、学校納付金等の学校で必要な物も含めていますが、年間この金額…
それを12ヶ月で割ったとしても、国公立は1ヶ月で約52000円。
私立では約115000円となってしまいます。
国公立は学費だけで月々の家賃同等の金額、そして、私立では家賃の倍の金額になる事が分かりました。
1-3.一人暮らしで思った以上に出費がかさんでしまうのはなぜか
光熱費や通信費などには基本料金があり、一人当たりに換算すると家族で使った際にかかる費用よりも、1人暮らしで使った場合の方がどうしても高くなってしまいます。
食費を抑えたいと思い自炊しようと考えても、全ての材料や調味料を集めると結局使いきれなく、買った方が安買ったなんて話もよく聞きます。
2.具体的な費用削減の方法について
このように費用のかさむ学生の一人暮らし。
それでは仕送りなしのような学生が費用を抑えるためにはどのような工夫をすれば良いのでしょうか。
2-1.食費を減らす工夫をする
食費も個人差によって差がでる費用の1つです。
言い換えれば工夫次第で費用をかなり抑えることも可能です。
何も考えず毎日外食していたり、コンビニなどであれもこれも買っていたりすると意外と高くつきやすいものです。
2-2.光熱費について見直す
水道代、電気代、ガス代などそれぞれの請求書を見てみるといかがでしょうか?
極端に高くなっているものはないでしょうか?
毎日お風呂入る人とシャワーのみで済ませてしまう人、自炊する人としない人ではかかる費用が大きく変わってきます。
2-3.自分の生活スタイルや、行動を見直す
普段の自分の生活行動を見直してみるのもコスト削減の1つの手です。
欲しいと思うといらないものでも買ってしまう、ちょこちょこコンビニでお菓子、飲み物を買う、よく飲みに行くなど自分の生活スタイルのどこに浪費の癖があるのかを探しましょう。
3.おすすめの解決策4選
3-1.学食をうまく活用する
食費を抑えるのに学生ならではの特権として最適なのが、学食をうまく利用するということです。
学食は利益を目的としないため、破格に安い上、栄養バランスもとれるので活用しない手はありません。
お昼だけでなく、学校によっては朝食からやっているところもあるので、少し早めに起きて朝から学食を利用するというのも良いですね。
3-2.むやみにコンビニを利用しない
普段どれくらいコンビニを利用していますか?
コンビニは至る所にあり、食料以外にも生活用品などだいたい必要なものがそろっているのでついちょこちょこ買ってしまいますよね。
しかし、スーパーやドラッグストアに比べて高めになっているので積もり重なるとかなりの出費になっていたということもあります。
生活用品は時間に余裕がある間に安いところでまとめ買いをし、ある程度ストックをしましょう。
3-3.つけっぱなしにしない
使っていない時や出かける際、電気やエアコンは消していますか?
水を出しっぱなしにしていませんか?急いでいる時や何か他のことに気を取られている時、ついつい消し忘れちゃいますよね。
また、必要以上に温度を下げすぎたり上げすぎたりしないことも節約になるため習慣化することをオススメします。
3-4.無駄に交通費をかけない
気づかないうちに積もり積もってかかってしまうのが交通費です。
事前にチャージしICカードでタッチするだけなため、思ったよりもかなり毎月かかっていたなんていうことはよくあることです。
1日に電車で行ったり来たりするのはやめ、なるべく自転車を使ったり、
飲みに行くときは、飲みすぎてタクシーでないと帰れないというような事態を防ぐために泊めてくれる友達の家の近くで飲むなど工夫をしましょう。
4.まとめ
高価なものを買っていないはずなのに毎月の出費が多い、そんな場合、気づかない無意識なところで使うお金が積もり重なっていることが考えられます。
食費、交通費、光熱費など普段どれくらい使っているのかを見直してみましょう。
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