一人暮らしの平均電気使用量と目安のKWhを出す計算方法

一人暮らしの平均電気使用量と目安のKWhを出す計算方法

今回は一人暮らしの電気代について特集します。

一人暮らしの平均電気使用量と目安のKWhを出す計算方法を解説しますので、電気代を節約したい方はぜひじっくりご覧下さい。

1.電気代って、どう計算するの?

まずは電気料金の計算方法について見てみましょう。

1-1.電気料金単価×使用量が基本

電気料金計算

電気料金はそれぞれの会社により電気量料金単価が定められており、その単価に実際の使用量をかけることで計算されます。

また、近年では太陽光発電などを始めエコ発電を利用する方が少なくはないので、それらを利用していない方へ「再生可能エネルギー発電促進割賦課金」という単価も設定されているため、使用量に応じた金額が上乗せになります。

また、「燃料費調整制度」というものも存在しますが、これは電力を供給するために必要だった燃料費に基づいて調整される料金。

燃料の価格が高騰した場合は燃料費調整額が加算され、反対に低下した場合は電気使用量によって差し引かれるものですが、頭の片隅に入れておく程度で良いでしょう。

1-2.KWってなに?KWhとの違いは?

「W(ワット)」とは瞬間的な電力の単位で、「どれくらいの電気を消費しているか」という数字の目安になり、「KW(キロワット)」は1000Wを表したものです。
 
「KWh(キロワットアワー)」とは「KW」に時間を表す「h」が付けられたもので、「一時間に使う電力量」を表します。

600Wの電化製品を1時間使用した場合の電気使用量は「600(W)÷1000×1(h)=0.6KWh」として計算できます。

KWとKWh

2.一人暮らしの平均電気使用量は?

2-1.一人暮らしの電気使用量の相場

総務省が2016年に実施した家計調査によると、一人暮らし世帯の電気使用量は以下のとおりです。

平均 男性 女性
平均 34歳以下 平均 34歳以下 平均 34歳以下
使用量(KWh) 213 128 197 128 227 129
電気代 5,751 3,456 5,319 3,456 6,129 3,483

※電気代は1KWhあたり27円(税込)計算

34歳以下の全体平均をみると、ひと月当たりの電気使用量は「128KWh」、電気代は「約3,500円」。

年間を通しての平均値の為、月によってバラつきはありますが、この使用量を目安にして使いすぎていないか確認してみましょう。

2-2.家電製品の電気使用量の目安と確認方法

電気料金の計算方法を確認しましたが、実際にどれくらいの電気を使っているのでしょうか。

家電製品には製品シールが直接貼り付けられているものが多く、それを確認することでその製品がどれくらいの電気を使用するのか確認することができます。

シールがない場合は取扱説明書や販売元のHPなどから製品情報を確認できます。

3.電気代を節約する方法

3-1.契約会社を変更する

2016年4月に行われた法律の改正によって、電力自由化が始まりました。

消費者の立場では契約する電力会社を自由に選べるというメリットがあります。

電気料金単価は会社によって異なるため自身に合ったサービスを展開する電力会社を選択することで電気代が節約できるケースがあります。

電力自由化

3-2.契約プランを変更する

契約している電力会社を変更しなくても、利用するプランを変更することで電気代を安くできる可能性があります。

全時間帯で電気料金単価が統一されている基本プランを始め、日中は単価が高いが深夜帯は安く設定されているプランなど電力会社によってさまざまなサービスが展開されているため、自身のライフスタイルに合ったプランを選択しましょう。

従量電灯A 単位 単価(円、税込)
最低料金(15KWhまで) 1契約 334.82
電力量料金 第一段階 15KWhを超え120KWhまで 1KWh 19.95
第二段階 120KWhを超え300KWhまで 25.33
第三段階 300KWh超過分 28.76
時間帯別電灯 単位 単価(円、税込)
契約電力と基本料金 最初の10KWまで 1契約 1,188.00
10KWhを超える1KWにつき 1KW 388.80
電力量料金 昼間時間 第一段階 最初の90KWhまで 1KWh 21.27
第二段階 90KWhを超え230KWhまで 27.44
第三段階 230KWh超過分 31.42
夜 間 時 間 10.51

上記は関西電力のプランの一部です。

先述の34歳以下の一人暮らし世帯における平均電気使用量「128KWh」を元にシミュレーションしていきます。

(契約電力10KWまで、昼間電気使用量20KWh、夜間電気使用量108KWの合計128KWhと仮定)

従量電灯Aの場合

最低料金 15KWhまで 334.82円
電力量料金 15KWhを超え120KWhまで 2,094.75円=19.95円×105(KW)
120KWhを超え300KWhまで 202.64円=25.33円×8(KW)
300KWh超過分 0円=28.76円×0(KW)
再生可能エネルギー発電促進割賦金 377.6円=2.95円×128(KWh)
電気代合計 2,674円(①~⑤の合計)

時間帯別電灯の場合

契約電力と基本料金 最初の10KWまで 1,188.00円
10KWhを超える1KWにつき 0円=388.80円×0(KW)
基本料金小計 1,188.00円
電力量料金 昼間 最初の90KWhまで 425.4円=21.27円×20(KW)
90KWhを超え230KWhまで 0円=27.44円×0(KW)
230KWh超過分 0円=31.42円×0(KW)
夜間 1KWhあたり 1,135.08円=10.51円×108(KWh)
再生可能エネルギー発電促進割賦金 377.6円=2.95円×128(KWh)
電気代合計 2,748円(③~⑧の合計)

この二つのプラン比較の場合、平均的な電気使用量であれば従量電灯Aプランの方が電気代が安くなりました。

自身のライフスタイルや電気使用量を把握して、一番お得に利用できる電力会社やプランを探してみましょう。

3-2.古い家電製品は買い替える

一度購入するとなかなか買い替える機会のない家電製品ですが、家電製品の省エネ性能は年々高くなり、使用している家電製品の製造年数によっては消費電力が大幅に変わります。

冷蔵庫電気代比較

家電製品の省エネ性能はこの10~15年で大幅に上がり、2004年から2014年の間でも1/3ほどに電気消費量が抑えられるようになりました。

その後も更に性能が向上しているため、買い替えることで電気代を大幅に節約することが可能です。

製造年数が5年~10年以上経過している家電製品は、コストパフォーマンスを比較して買い替えも視野に入れてみましょう。

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