気になる一人暮らしの初期費用!どこよりも詳しい平均、相場解説

初期費用の相場

1.一人暮らしを始めるのにかかる費用って?

1-1.一人暮らしを始めるのには何が必要?

初めて実家を出る場合、一人暮らしを始めるのに何を用意すれば良いのか?どれくらいかかるのだろうか?となかなか想像つかないですよね。

ただでさえ新しい生活が始まるので楽しみでもありながら不安も大きいのに、こんなものにもお金がかかるの?というものや、

あることが当たり前になっていて買うこと忘れてたなど抜けがちな物もあり、

引っ越しギリギリになって慌てふためいてしまわないように、ある程度前もって把握しておくことをオススメします。

1-2.一人暮らしの初期費用にはどのくらいかかるの?

一人暮らしの初期費用はどれくらい用意すれば良いのか?についてですが、まず全体的にかかる平均は50〜60万円と言われています。

何にかかるのか大まかにあげると、賃貸を契約をするのにかかるお金、引っ越しにかかる料金、そして新たに購入する家具や家電製品などがあります。

賃貸を契約する際は、毎月の家賃以外にも仲介手数料、敷金、礼金、前家賃、管理費などいくつか支払う項目があり、最初にかかる費用は家賃の5ヶ月分くらいと言われています。

家賃が6万円程度であればだいたい30万円くらいとなります。

そんなにいろいろ払うものがあるの?敷金って何?礼金って?って思う方もきっとたくさんいらっしゃると思います。

筆者も、初めてマンションを契約する時に、何も知識を入れずに行ったら不動産会社で知らない単語が色々あって??状態でした。

そうならないためにも次の項目で詳しくお話をします。

2.賃貸契約にかかる費用

2-1.仲介手数料

これは賃貸を契約する際に、お部屋の持ち主から仲介の不動産会社を通して借りる場合にかかる費用です。

おおよそ7〜8万円でたいていの場合が、この仲介する不動産会社を通して買うパターンですが、持ち主が知り合いなどで直接借りられる場合、仲介手数料はかかりません。

より安く済ませることができます。

2-2.敷金、礼金

賃貸を購入する場合、敷金、礼金というものが存在します。

これらは、賃貸の契約が終わり、お部屋から出ていくときに、次の人がまた借りられるようお部屋をクリーニングするための費用などです。

お部屋を借りるときれいに使ってはいても、どうしても年数が経つにつれ汚れが出たり、古くなってしまったりします。

自分が入居する時もそうですが、次の人が入居するときもそれは嫌ですよね。

気持ちよく住むために必要なものなのです。

それぞれ賃貸の1ヶ月分であることが多いですが、こちらも有りの場合と、無しの場合があるのでより安く借りたい人は、これらが0円のお部屋を見つけることをおすすめします。

2-3.前家賃

こちらは前家賃といって、最初に、最初の月の家賃プラス翌月の分の家賃も先に支払うものです。

つまり最初に2ヶ月分の家賃を一気に支払います。6万円の家賃なら12万円支払うことになります。

2-4.管理費

管理費は部屋を管理するのにかかる家賃で、だいたい家賃の5〜10パーセントです。

マンションなどの場合、大家さんが管理会社に委託している場合が多いです。

この管理会社に支払うお金のことを指します。

借りるお部屋とエレベーターなどの共同利用部の管理会社が別の場合もあり、

この共同利用部分の管理を別の管理会社委託している場合は交渉は難しいかもしれませんが、大家さんが管理も担っている場合など、交渉次第で安くすることも可能です。

2-5.その他

以上述べたものの他にかかるものとしては、火災保険費用、鍵の交換料金、保証料金などがあります。

火災保険費用と鍵交換にはそれぞれ1〜2万円、保証料金には3〜4万円前後かかります。

3.具体的な費用の相場3選

3-1.引っ越し費用について

一口に引っ越しといっても移動距離やシーズン、荷物の量で費用は変わってきます。

移動距離が長ければ長いほど費用はかかり、また、3月〜4月など入学、入社の時期は引っ越しシーズンとなり、割高になります。

一人暮らしなため、荷物の量に関しては家族での引っ越しに比べたら少なく済むため、多くても割増でプラス2万円前後では抑えられると考えられます。

同じ県内への引っ越しでしたらプラス1万円以内に抑えることも可能です。

また、シーズンオフに比べ、

引っ越しシーズンの場合は、同じ県内でプラス1万円以内、別の県でプラス1万〜3万円です。

荷物が少なく、シーズンオフの場合で考えると、同じ県内であれば2万前後、他県への引っ越しであると多くても5万円前後です。

そこに上記で述べたように自分の条件に合わせて費用を足してください。

引っ越し会社によっても異なるので一括見積もりを出して比較することをおすすめします。

3-2.住む場所別の家賃相場

都内、大阪や名古屋などの大都市、地方によって家賃の相場が変わる!

都内での一人暮らしの家賃の相場は6〜8万円と言われています。

しかし、駅が大きく交通が便利であったり、高級なエリアになると1Kでも10万円以上かかるところもあります。都内以外で考えると大阪府や名古屋市などの大都市では6〜7万円、地方では3〜5万円と地方にいくにつれ安くなります。

3-3.家具、家電にかかる費用

家具や家電にかかる具体的な費用は?

一人暮らしに必要最低限の家具家電を述べると、ベッド、カーテン、テーブル、冷蔵庫、洗濯機、電子レンジなどです。

一人暮らしなので簡易的に安く済ませようと思えば、ベッドで1〜2万円、カーテンで5000円〜1万円、テーブル1万円以内で購入できます。

冷蔵庫や洗濯機は2〜3万円、電子レンジで5000円〜1万円以内です。

照明やエアコンなどは付いている場合がほとんどだと思いますが、ない場合もあるので注意が必要です。

その場合照明1万円以内、エアコン3〜4万円が別途にかかってしまいます。他に自分の好みでテレビ2〜4万円、自炊する人なら炊飯器や調理器具に1万〜2万円程度、そしてドライヤーやアイロンなどに1万円程度かかります。

一人暮らしだからテレビは要らないという人も結構いるのでそういう人や買い弁で済ませるから自炊はしない人などはより安く済ませることができます。

また、知り合いから譲り受けたり、家にある使ってないものがあればそれで済ませられるのでより安くすみますね。

他にも、いらなくなった家電、家具を安く売っているアプリなどもあるのでそちらを活用するのもおススメです。

4.まとめ

一人暮らしの初期費用にかかるものには様々なものがあり、大まかにあげると賃貸する家、引っ越し料金、家具や家電用品などがあります。

また住む場所や移動距離、荷物の大きさなどいろいろな要因により料金は変わってきます。

都心ほど、交通などが便利なところほど高い傾向にあります。

お家の選び方としては、賃貸料金だけでなく、管理費がいくらなのか、また敷金や礼金は必要なのか、仲介料はどれくらいするかの確認も必要です。

事前に知識を頭に入れておけば、いざ引っ越しするときに慌てることなくスムーズにできて安心ですね。

賃貸を契約する際、家具や家電の何がもともと備え付けられで付いているのかを確認し、必要なものを買い揃えるのも忘れないようにしましょう。

最初に意気込んで色々買ったけど結局使わないまま放置しているといった事態が起こりがちなので、まずは必要最低限のものを揃え、あとからお好みや用途によって付け足しで少しずつ揃えていくことをお勧めします。

  • コメント: 0

関連記事

  1. 一ヶ月の生活費

    いくらかかる!?東京で一人暮らしをするときの1ヶ月間の生活費内訳

  2. 賃貸アパート・マンションの更新料の相場と更新料なしの場合のデメリット

    賃貸アパート・マンションの更新料の相場と更新料なしの場合のデメリット

  3. 礼金って値下げ交渉できるの!?交渉のタイミングも含め詳しく解説!

    礼金って値下げ交渉できるの!?交渉のタイミングも含め詳しく解説!

  4. 一人暮らしにかかる費用

    大学生の1ヶ月の生活費の平均は?大学生の一人暮らし費用の内訳を調査!

  5. 水道代の節約

    必見!一人暮らしの1ヶ月の水道代を節約するのに効果的な方法とは?

  6. 賃貸の仲介手数料の計算方法と無料・半額のからくりを解説!

    賃貸の仲介手数料の計算方法と無料・半額のからくりを解説!

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。