一人暮らしの寝床を考えたとき、ベッドか布団どちらを選択するか、これは非常に大きな問題です。
ベッド派優勢の印象があるかと思われますが実はまだまだ布団派も多く、寝心地だけでなく部屋のスペースも加味して選ぶ人が多いです。
できるだけ部屋を広く使いたい、もしくはそもそも部屋があまり広くないというのであれば断然布団をおすすめします。
布団の最大のメリットは、たたんでしまえばその分部屋を広く使うことができ、さらに掃除するときに隅々までしっかりきれいにできるのも魅力です。
しかし、もし布団で寝るのであれば、プラスして手に入れておきたいアイテムがあります。それが布団用のすのこです。
1.すのこは布団派には必須アイテム
布団用のすのこには、大きな2つのメリットがあります。それは快適な寝心地と衛生面です。
布団をそのまま床に敷かずに、すのこを引いた上に布団を敷いて寝ると、通気性が良くなり嫌な湿気がこもることなく寝ることができます。
一度体験してみると実感できるのですが、すのこがあるのと無いのでは大きな違いです。寝苦しさを感じることなく快適に寝ることができます。
もう一方のメリットである衛生面ですが、すのこの一番の魅力と言えるポイントです。
部屋を広々と使うことができる布団ですが、中には忙しかったり面倒になりつい敷きっぱなしにしてしまうという人もいるでしょう。
敷きっぱなしにすればいつでもゴロゴロできるので、ついやってしまいたくなりますよね。
しかし、湿気の多い梅雨や夏に敷きっぱなしにしてしまうと、布団にカビが生えてしまいます。
一度生えてしまった布団のカビを完全に取り除くことは困難です。
そして、そのままカビの生えた布団に寝続けると、睡眠中の呼吸でカビの成分を体内に入れてしまうことになります。
しかしすのこを敷いた上に布団を敷くことで、カビの発生のリスクを大きく抑えることができるのです。
和室に住み、畳の上に布団を敷いているのであればまだマシですが、フローリングに直接布団を敷いている人はかなり危険です。
布団の下の空気の流れが非常に悪いので、カビが一気に繁殖してしまうでしょう。フローリングの部屋に住む布団派にはすのこはほとんど必須と言っていいほど重要です。
2.おすすめのすのこ3選
2-1.定番の桐すのこ
布団用で定番の桐すのこです。
折り畳み式でコンパクトに収納もできるうえに、重量を抑えているのも魅力です。
さらに折りたたむ場所を調整することで布団を干す台の役割を果たすことができるのも魅力です。
耐久性も申し分なく、長く重宝するアイテムです。
2-2.すのこ型除湿マット
桐のすのこよりももっと軽量でコンパクトなのがこの除湿マットです。
除湿だけでなく消臭機能もあるので、布団についてしまった嫌な臭いも気になりません。
桐のすのこよりも耐久性に問題がありそうな印象を受けますが、全くその心配はありません。
天日干しすれば除湿も消臭機能も復活し長く愛用できます。
2-3.ハイグレードな”魔法のすのこ”
京都の格子戸をもとに開発されたワンランク上のすのこです。
予算に余裕がある人はこのようなワンランク上のすのこを検討したいところです。
極端に低価格でなければ快適な寝心地ですが、価格帯が上がればより寝心地はアップします。
寝返りを打った時にすのこのきしむ音がしない、横になったとき背中にすのこのデコボコ感を全く感じない、といった上位モデルらしい快適さが魅力です。
3.寝床は生活の最重要ポイント。ベストな環境を整えよう
寝床は非常に大切な部分です。
ないがしろにしてしまえばそれだけ睡眠の質は低下し、起きたとき体のだるさや疲れを感じるでしょう。
できるだけ自分に合った、気持ち良く起床できるような睡眠環境を整えましょう。
また、記事の中でも触れましたが、布団にカビが生えるなどの不衛生な環境の場合、睡眠の質が著しく低下するどころか健康被害に及ぶ可能性もあります。
布団派の人はぜひすのこを手に入れて、睡眠の質を上げてください。
良い睡眠は豊かな毎日を過ごすための基本のキです。
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