こんにちは、SoloVivi編集部です。
一人暮らしを始めた時、しっかりしなきゃいけないと分かっていながら、なかなかできないのが防犯対策です。
私も大学時代に、やらないといけないと思いつつも何をしたらいいかいまいち分からず、先延ばしにしていました。
そこで今回は、一人暮らしの窓の防犯対策に絞って解説していきます!
警視庁の29年度の空き巣被害のデータによると、窓からの侵入は空き巣の主な侵入経路として、戸建て集合住宅ともに上位3位以内にランクインしています。
また、空き巣の侵入手段としては鍵の締め忘れた窓からの侵入とガラス破りが上位にランクインしています。
1.鍵の締め忘れ
窓の防犯対策の最も重要なポイントは、鍵を締め忘れないということです。
どんなに小さな窓でも、どんなに短時間の外出でも絶対に鍵をかけるようにしましょう。
とくに、風呂場の窓やトイレの窓などは、換気のために少しだけ開けているという人が多いと思います。
これらの窓は、小さかったり格子がついていたりするのでつい油断して開けっ放しになりがちです。
しかし、これらの窓からも侵入された事例はいくつもありますので、しっかり施錠するようにしましょう。
2.ガラス破り対策
ガラス破りとは、鍵の近くのガラスを工具などで破壊しそこから手を入れて鍵を開ける手口のことです。
熟練した空き巣になると、鍵を開けるのに10秒もかかりません。
この手口を防ぐにはどのような対策をすればよいでしょうか。
まず、補助鍵を設置するという方法があります。
補助鍵は1つ1000円~2000円くらいで販売しています。
これを、窓枠の上下などガラス破りをしても手が届きにくいところに設置することで、効果が期待できます。
次に、防犯アラームを設置する方法です。
防犯アラームと聞くと高価そうですが、1つ2000円くらいで購入できます。
大きな音を出すことで、泥棒がガラス破りに成功してもその場から追い払うことができます。
最後に防犯フィルムをはる方法があります。
防犯フィルムをはると、窓が割れにくくなります。
価格は、A3サイズのものが2枚でだいたい4000円~5000円ほどの様です。
値段が高いようにも感じますが、効果の高さを考えると妥当な価格ではないでしょうか。
泥棒は、侵入に時間がかかると諦めて別のターゲットを探します。
一般的には、5分以上侵入に時間がかかると諦めると言われています。
先ほどあげた防犯グッズを使うと、侵入に時間がかかるようになります。
これで、侵入されにくい家になるのです。
3.最近の空き巣
空き巣は、犯行前に下見を行います。
下見を行うことで、家に人がいる時間帯や防犯状況等を確認するのです。
この時、近所づきあいが盛んな地域であれば、見知らぬ人がいると注目されます。
これをされると、空き巣は犯行を諦める場合が多いです。
地域の交流が盛んであればあるほど、犯行の抑止力になります。
しかし最近の空き巣は、実際に現地を下見しないものも出てきています。
グーグルマップやSNSを使い、ターゲットの情報を入手するのです。
たとえばFacebookで、「今日から5日間ヨーロッパ旅行!」と発信したとします。
Facebookは本名や住所などの個人情報が公開されています。
この情報とヨーロッパ旅行に行くという情報があれば、空き巣は海外に行って留守の家に悠々と侵入するでしょう。
いくら防犯対策をしていても、留守で絶対に帰ってこない確信があれば、空き巣は多少時間がかかっても侵入してしまうでしょう。
こうなると、せっかくの防犯対策も無駄になってしまいます。
このような事態にならないためにも、個人情報や自分の行動予定をインターネットに発信するのは控えたほうがよいでしょう。
4.まとめ
以上2点に気を付け防犯対策を行えば、空き巣の被害にあう確率をぐっと下げることができます。
防犯グッズは、インターネットやホームセンターなどで簡単に購入することができるので、ぜひ今日から対策をするようにしてください。
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