一人暮らしをしているとインテリアにもこだわりたいですよね。
今回は一人暮らしの男性がおしゃれな部屋を作るための3つのコツを詳しく解説したいと思います。
1.デザイナー家具を置けばOK?おしゃれとは。
カッコイイ部屋、おしゃれな部屋とは何なのでしょうか。
デザイナーズ家具がモデルルームのように配置された部屋?サーフボードが壁に飾られた西海岸風の部屋?
それらをそっくり真似したところで、カッコイイ部屋とよべるのか。
本当にカッコイイ部屋とは自然体で、その人らしさがにじみ出るお部屋。
無理しすぎても、気を抜きすぎてもダメなのです。
2.まずは「当たり前」をつくるところから
「部屋は暮らすところ」という大前提を忘れてはいけません。
暮らしは日々の小さな行動の積み重ね。
まずは日々の行動の中での「不」を消すことから始めてみましょう。
オススメなのが、部屋づくりに「PDCA」を取り入れること。
PDCAとは、
- Plan(計画)
- Do(実行)
- Check(確認)
- Action(改善)
の頭文字をとったものです。
2-1.Plan(計画)~行動の「不」を見つける~
家で必ず行う「基本行動」を見直してみましょう。
- 寝る
- 料理をする
- ご飯を食べる
- 服を着る
これらの中に何か「不」の要素はないか確認します。
「不」をリストアップしたらそれを解決する手段を考えます。
オシャレさの前に、「基本行動」の「不」を消しましょう。
(例)服の収納
不満:服の収納がうまくいかない。洗濯物がソファの上に散財している
解決法:服の断捨離。服の総量を決める。同じ種類のハンガーで揃えるなど。
2-2.Do(実行)の~モノを減らすことで多くの問題は解決する~
まずは、モノを減らすことから。
いるものといらないものを区別し、いらないものを処分することからはじめましょう。
新しくモノを買わなくとも、モノを捨てることで解決することもあります。
メルカリなどを使えば、不用品がお金に変わることも。
それを軍資金にし、必要なものを手に入れることもできます。
足し算の前に、まずは引き算するところから始めます。
2-3.Check(確認)~人を呼んで「見られている意識」を~
人を部屋に呼んでみましょう。
女優は見られて綺麗になるといいますが、それは「私は人に見られている」という意識が働くためです。
定期的に人を呼んで、見られている意識を保つのが良いでしょう。
2-4.Action(改善)~習慣化する~
大切なのは習慣化すること。
不満を見つけ、解消する、まだ不満が残るようなら別の方法を試してみることが大切。
基本行動が整えば、心にも部屋にもゆとりが出てきます。
これを繰り返すことで生活していく上での不満が少なくなり、自然体だけど心地よい部屋に近づいていきます。
3.「5感」でつくるモテ部屋
理屈で考える男性に対して、女性は感性が優れています。
5感(視覚、味覚、聴覚、触覚、嗅覚)をフル活用して、心地よさを作っていきます。
参考になるのがホテルです。
ホテルのロビーはどんな人でも寛げるように設計されているため、照明やBGM、香りなど、とても参考になるでしょう。
3-1.視覚編
- ごちゃごちゃしていないか
- 間接照明などで適度な暗さはあるか
- 他者が見て不快に思うようなものが置かれていないか
間接照明を置くと空間がグッとオシャレに見えます。
3-2.味覚編
- 来客者の好みの飲み物や食べ物があるか
- 料理に最低限必要な調味料は揃っているか
- 冷蔵庫の中に賞味期限切れのものはないか
炭酸水のボトルはオシャレなものが多く、置きっぱなしにしてもインテリアを損ねません。
3-3.聴覚編
- リラックスできるBGMはあるか
- 来客者の音楽の好みは把握しているか
- オーディオ機器が壊れていないか
良い空間に良い音楽はつきもの。
リラックスできる音楽を。
3-4.触覚編
- ソファやシーツなど直接肌に触れるものが清潔か
- 床は清潔に掃除されているか
- コップや食器など口にするものは清潔か
フランス製のDURALEXのコップはオシャレかつ割れにくいので、一人暮らしの強い味方。
3-5.嗅覚編
- 嫌な匂いはしないか(玄関、トイレ、リビング)
- 適度にいい香りのするものが置かれているか
照明付きのアロマディフューザーなら、香りと照明で一石二鳥。
4.6畳~8畳部屋はモノの審美眼を高めるのにもってこい
一人暮らしの多くの人は6畳から8畳ほどの広さに住んでいる方が多いのではないでしょうか。
決して広いとはいえないこの空間で、かっこいい部屋をつくることができれば、インテリア上級者です。
8畳の場合はシングルベッド2つ分がモノの総量としての目安です。
3割となると、多くの方は今よりモノを減らさないといけないでしょう。
モノと向き合うことはかっこいい部屋をつくる上でとても大切な要素です。
不要な物を減らし、良質なもの、心から好きなもの、持っていてワクワクするものを増やしていくことがスタイルをつくる一歩です。
そういった意味で、「ひとり暮らしは、モノの審美眼を鍛えるにはもってこいの経験」です。
まずはお金をかけずにできる「モノを減らすこと」から始めてみませんか。
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