ワンルームのインテリアにお困りの方も多いと思います。
ということで、今回は、6畳、7畳、8畳など広さ別にワンルームのインテリアの実例集をご紹介していきます。
1.ワンルームをクリエイティブな場所へ
家はただ過ごす場所から何かを生み出す場所へと変わりつつあります。
SNSを使えば誰でも世界に発信できる時代。
「好き」を発信して広告収入を得るYoutuberは子供のなりたい職業ランキングでも上位になり、社会現象となっています。
また、2018年は副業元年と言われ、副業解禁する企業が続出。
働き方改革によって残業時間は減らされ、「時間はあるけど金がない」状態の人が続出。
追い打ちをかけるように、老後2000万円不足問題が表に出て、将来を不安視する人も少なくないでしょう。
「好き」を活かして、仕事はできないだろうか。
そう考えたときに、お部屋はどうあるべきか。
ご飯を食べて、テレビを見て、寝る場所。
これが今までのお部屋の使い方でした。
これからは、こんな暮らしがスタンダードになるかもしれません。
定時で仕事を切り上げ、帰宅。
好きなことで何か新たな価値を生み出し、発信。
結果として対価を得る。
本業の仕事にもプラスに働く。
ワンルームを何かを生み出すクリエイティブな場所へ。
頭の中は整理整頓されて、クリアな状態にしておく必要があります。
お部屋が乱雑で散らかっていては、小さなストレスが積み重なるでしょう。
そこで大切なキーワードは「シンプル」です。
2.シンプルな暮らし3つのルール
2-1.Less is more
Less is more:より少ないことはより豊かなことである
ドイツ出身の建築家、ミースファンデルローエが残した言葉です。
お部屋をクリエイティブな場所として考えたときに、「余白」は必要です。
まずやるべきは部屋のモノを減らすことです。
ではどれくらい減らせばいいのか。
「7:3の法則」をご存知でしょうか。
空間全体を10としたときに、モノの総量を3割以内に抑えると良いという考え方です。
6畳の部屋を平米換算すると約10平米。
10平米の3割なので、3平米です。
畳2枚いかないくらいの広さです。
6畳の場合は、シングルベッドを置いてしまえばほとんど使い切ってしまうくらいの広さ。
現実的には難しい場合も多いので、せめて5割程度に抑えるのがオススメです。
減らすのはモノだけではありません。
「素材の数」と「色の数」も大切な要素です。
できるだけ使う素材の種類を減らしていくと統一感が出てきます。
例えばベッドのフレームがオーク材ならテーブルもオーク材で揃えるなど。
色は基本3色以内、多くても5色以内に揃えましょう。
まとめるとこうです。
- モノ:全体の大きさの5割以内に抑える。目標は3割。
- 色:基本は3色以内。多くても5色。
- 素材:家具の素材はできるだけ統一
2-2.低く!低く!低く!
できるだけ背の低い家具を選びます。
ワンルームで背の高い家具があるとかなりの圧迫感が出ます。
それだけでなく、地震の時に下敷きになる可能性もあり、ワンルームでは自分の身長を超えるような大きな家具は置かないようにしましょう。
この事例のように、背の低い家具を中心に揃えるとリラックス感も出てきます。
2-3.良いものを少しだけもつ
気に入らないものを2つ捨てたら、上質なものを1つ買う。
これを繰り返していくことで、部屋はどんどんモノが減っていき、少しずつ部屋の中にあるものが上質なものへとリニューアルされていきます。
フリマやメルカリなどを賢く利用して、不用品をお金に変えましょう。
例えばベッドリネン。
大きな面積を占めるもので、かつ毎日長時間使うものなので、すぐに効果は実感できるでしょう。
良いものは長く使えるので、経済的でもあります。
紳士靴の聖地イギリスではこんな言葉があります。
「私は安い靴を買うほど金持ちではない。良い靴を長く履き続けた方が安上りだからだ」
価値のあるものを買うことは、最終的には経済的なのです。
良いものを少しだけもつ、そして大切に使うという豊かなメンタリティをもってみませんか。
3.オシャレ感を演出するアイテム
3-1.ルームフレグランス
香りは大切なインテリアの要素です。
ほのかにかおるアロマの香りはリラックス感を生み出します。
低コストで空間の印象をガラリと変えることができるアイテム。
ただし、あまりに安すぎるものは匂いがきつすぎたりするので注意が必要。
気分にあわせてお気に入りのアロマを選ぶのも楽しいひと時になるでしょう。
参考:Aesop
3-2.間接照明
もしかして、天井についているシーリングライト一つだけですましていませんか?
照明で空間の雰囲気はガラリと変わります。
基本は多灯照明がオススメ。
フロアランプ、床置きランプ、ベッドサイドランプなど、小さな照明をたくさん置いてみましょう。
光と影が生まれ、グッとオシャレ感が高まります。
参考:無印良品
3-3.AIスピーカー
音楽もインテリアを構成する上で大切な要素。
アロマがほのかに香る部屋で、照明を落として、トムウェイツのアルバムを小さな音で流しながらウイスキーを飲めば、深い満足感を得られるでしょう。(個人差があります)
今はAIスピーカーという便利なものがあります。
わざわざこんなDJブースを揃えなくとも、「オッケーグーグル!リラックスできる音楽をかけて!」で気分に合わせた音楽がかかります。
4.海外アパートメントから学ぶワンルーム実例
「家はクリエイティブな場所」を体現するこの事例。
オシャレすぎてこんなの無理だと思った方、実はほとんどIKEAで揃います。
- 机の脚:FINNVARD フィンヴァルド:4,500円
- 机の天板:GERTON イェルトン:¥12,990
- サイドワゴン:RÅSHULT ロースフルト:3,799円
こちらはマットレスの床置きでリラックス感を出しています。
ベッドリネンの色と床の色が同色のため、面積の広いベッドがうまく空間に調和し、圧迫感を感じさせません。
色を絞ること、家具を低く配置することで、これだけオシャレになるのです。
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