狭いクローゼットでも広々おしゃれに使える服の収納術【一人暮らし】

狭いクローゼットでも広々おしゃれに使える服の収納術【一人暮らし】

一人暮らしの狭いクローゼットをどうにかしたい…!そんな方のために、今回は狭いクローゼットを広々おしゃれに使える服の収納術をご紹介したいと思います。

1.今ある服は本当にお気に入りか

「服はたくさんあるのに着る服がない」

「安いから服を買う。けどあまり着ない」

「クローゼットに入り切らず、部屋に溢れ出ている」

服の収納に頭を抱える方は多いのではないでしょうか。

収納を考える前にまず、服を見直しましょう。

これが第一ステップです。

今ある服に合わせて収納を考えるのではなく、今ある服が自分にとって適量なのかを考えます。

これをやらずに収納グッズに手当たり次第手を出せば、部屋はすぐ収納家具でいっぱいになってしまいます。

1-1.クローゼットから服を全部出す

世界的に有名なインテリアデザイナーのテレンス・コンランは、素敵なインテリアを叶えるコツとして「家の中にあるものを一旦すべて外に出そう」と著書で述べています。

必要なものだけ家に戻していくと、意外に無駄なもので溢れていたということに気づくというのです。

これを服に当てはめて考えてみましょう。

「一年以上着ていない服はないか」

「流行、サイズが合わないものはないか」

「ワクワクしない服はないか」

「穴が合いたり、消耗している服はないか」

自問しながら、「いるもの」「いらないもの」を区別していきます。

今やいらない服もメルカリに出せば売れてしまいますし、街の中古ショップにもっていくのも処分と同時にお金がもらえて一石二鳥です。

収納グッズに手を出す前に「必要な服だけがある状態」にしておきましょう。

2.服の「定量」を決める

書籍『フランス人は10着しか服を持たない』がベストセラーになりました。

芸能人でも実践する人は多いようです。

10着に「制限する」ことは様々なメリットがあります。

新しいものを一つ買うには、一つ何かを手放すことを意味します。

そうすることで衝動買いが防げます。

更にモノを買う時に「今のワードローブに合うかどうか」を考える癖がつくので、審美眼やコーディネート力、センスを磨くことができます。

「可愛かったから」「セールだったから」という安易な理由で服を買って失敗することが減るでしょう。

また、いらない服に合わせて収納グッズを買うという無駄遣いも防げます。

良いものを持つということでお金がかかるように見えますが、長く着続けることができ、無駄遣いが減るので、長い目で見れば経済的なのです。

2-1.一人暮らしワードローブの実例

筆者(30代男性)が5年以上実践して行き着いた現在のワードローブです。

後にご紹介するハンガー(パンツも掛けられる)を10個持っていて、アウターは10着に収まるようにしています。

  1. スーツ(冠婚葬祭)
  2. スーツ(秋冬)
  3. スーツ(春夏)
  4. スーツ(オールシーズン)
  5. ジャケット×チノパン
  6. ジャケット×ウールパンツ
  7. ジャケット×スラックス
  8. ダウン×デニム
  9. コート×デニム
  10. トラックジャケット×ジョガーパンツ

ベースカラー:ネイビー、黒、グレー

色を制限するメリットは、単純にコーディネートを楽にするためです。

色数が多すぎると、この服はあの服にしか合わないということが出てくるからです。

ベースカラーを決めることで、組み合わせのバリエーションは増え、コーディネートの幅を広げます。

参考にしているのが、ファッションデザイナーのトムブラウン。

彼のクローゼットはグレーのジャケット、白のオックスフォードシャツ、黒のレザーシューズと同じアイテムが複数揃えられています。

服を選ぶことは自分のスタイルをつくること。

自分なりの服選びの基準をつくることが大切です。

トム・ブラウンのワードローブ
参考:GQJAPAN

今ある服を見直し、服選びの基準について考えたら、本題の服の収納についてみていきましょう。

3.脱いだ服の仮置き場をつくる

「朝起きたら床に脱ぎ捨てたジャケットがシワシワ、、、」

「飲み会の後ははベッドに直行」

「ソファの背もたれに服が無造作に積んである」

素敵です。

そんな自由さが一人暮らしの醍醐味でもあります。

ハンドルに遊びが必要なように、収納にも遊びが必要。

そこで、脱いだ服の仮置き場をつくるのがオススメです。

3-1.ショップがお手本ハンガーラック

1日来た服は、汗などでかなりの湿気を含んでいます。

その状態でクローゼットにしまえば、カビや臭いの原因になります。

ましてや飲み会の後の服はタバコやアルコールの匂いがついていて、そのままクローゼットにしまうのは憚られますよね。

そこでオススメなのがハンガーラック

アパレルショップに置いてあるようなシンプルでデザイン性が高いものを選べばインテリアを損ないません。

1日着た服は、消臭スプレーなどをかけて1日休ませる。

そうすることで服も長持ちするでしょう。

あくまで仮置き場なので、常時置いておかないようにしましょう。

ミニマルアートハンガーラック 14580円(税込)

ミニマルアートハンガーラック 14580円(税込)


参考:金物家具の「かなでもの」

3-2.乱雑においてもサマになるランドリーバック

帰宅したら部屋着に着替えるという人にオススメなのがランドリーバッグ。

部屋着をこの中にいれておいて、脱いだ服をここに入れるだけ。

部屋着や脱いだ服をソファなどに掛けたままという方にはオススメです。

最近話題オシャレなコインランドリーが増えています。

そういったお店で買えるランドリーバッグはデザイン性が高く、部屋に乱雑に置いておいてもサマになります。

ランドリーバッグ M / フレディ レック・ウォッシュサロン 3,024円(税込)

ランドリーバッグ M / フレディ レック・ウォッシュサロン 3,024円(税込)


参考:フェリシモ

4.クローゼット収納の基本

基本はボックス収納+吊り下げハンガーです。

4-1.ボックスを使った服収納

ボックス収納でメジャーなのがプラスチック製の衣装ケース。

筆者も使用経験がありますが、引っ越しの度にサイズが合わなくて買い換えたり、捨てるのにも粗大ゴミになったりと何かと扱いが大変でした。

そこでオススメなのが段ボール製の収納ボックス

こちらはアメリカ、シカゴの銀行で書類入れとして誕生したバンカーズボックス。

軽い、深さがあって収納力抜群、処分も簡単。

そして何よりオシャレ。

こんな風に複数を積み重ねておくことで、クローゼットが見た目にも美しくなります。

4-2.パンツも掛けられるエリートなハンガー

良い靴が良い場所に連れていってくれるという言葉があるように、良いハンガーは良い服を連れてきてくれます。

マイネッティは、世界に名だたるアパレルブランドも寵愛する美しく機能的なハンガー。

人間工学に基づく設計により、衣類保存の最も理想の形状を実現。

大切なジャケットの型くずれを防ぎます。

パンツを掛けるバーにはベルベットがついており、パンツが滑らずきれいに保ちます。

同じハンガーを10本程揃えることで、服と服に一定の間隔が保たれ、クローゼットにも統一感がでてきます。

狭いクローゼットをおしゃれにする活用法3
参考:リノベる。事例

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