1.一人暮らしは朝ごはんを抜きがち
一人暮らしをしながら、
朝一人分の食事を作ることが習慣になっている。
そんな人はどれくらいいるのでしょう。
実家暮らしだったときは自分で行わなかった家事も、
全て自分で行わなければならない一人暮らし。
それでも1日は24時間しかありませんし、
あなたは一人しかいません。
面倒で朝ごはんを抜く人は多いのではないでしょうか?
1-1.一人暮らしで朝ごはんを抜いてしまう理由
朝ごはんは食べたほうがいいとわかっていても、
ついつい食べずに仕事や学校に行ってしまいますよね。
その理由とは?
時間がない
大部分がこの理由をしめるのではないでしょうか。
一人暮らしで誰にも怒られないとついつい夜更かしをしてしまう日も多いのでは?
疲れを癒すためにたっぷり眠りたい、
寝起きは支度するのに精一杯、
必然的に朝ごはんを抜いてしまうことも多くなりますよね。
節約したい
朝ごはんにだってお金はかかります。
三食分の食費よりも二食分の食費の方が安いことは確かですが、
他の部分でも節約はできるはずです。
ダイエット
摂取エネルギーと消費エネルギーのバランスで体重の増減は決まります。
一食抜けば摂取カロリーが減ることにより、
消費カロリーを浮かせることができると考えている人もいるのではないでしょうか。
1-2.朝ごはんを食べることにより得られるメリット
睡眠から目覚めた身体はお腹も頭も空腹状態。
朝ごはんでお米やパンなどの炭水化物を食べると、
ブドウ糖が脳が行き渡り、
朝ごはんを食べなかったときよりも集中力も記憶力もアップ!
実は、
脳が活発に働くのは午前中。
そんなときにエネルギー不足なのはもったいないですよね。
また、鶏肉や卵などからタンパク質を摂取をすると、
トリプトファンというアミノ酸が体内でセロトニンやメラトニンに変換され、
体内時計が正常に働かなくなると、
自律神経の乱れを引き起こすことになります。
自律神経は心臓や血管、胃腸や肺など器官を正常に機能させるための重要な神経です。
心身の正常な働きを維持するためにも、
朝ごはんはとても大切な役割を持っています。
ダイエットのために朝ごはんを抜いているという人は、
実は逆効果なこともあるんです。
空腹状態が長く続いた身体は、
入った食べ物を必要以上に蓄えてしまい、
朝ごはんを抜いてお昼ごはんでガッツリ食べている人は太ってしまう可能性も。
2.朝ごはんをしっかり食べる工夫ポイント
一人暮らしだからといって、
朝ごはんが絶対に食べられないわけではありません。
日々の生活の中で少しだけ工夫をすれば、
朝ごはんを食べることができます。
さっそく明日から実践してみたくなる方法をご紹介します。
2-1.朝の習慣の何かひとつをやめてみる
一人暮らしで朝起きたあなたは、
一番最初に何をしますか?
スマホのアラームを止める、という方は多いのではないでしょうか。
そのままSNSを開いてしまったり、
ゲームアプリにログインしたりしていませんか?
昨晩やるはずだった家事が残っていて、
朝から洗濯や掃除をしなければならないときがありませんか?
その時間があれば、朝ごはんをゆっくり食べることができます。
朝の大切な時間をきっちりと朝ごはんに配分しましょう。
2-2.前日の夜に用意しておく
朝起きて朝食の準備をするのは面倒。
そんな人は前日の夜に用意しておきましょう。
夜ごはんと一緒に朝ごはんも作っておくのもいいですね。
お米を多めに炊いておけば、
残ったお米でおにぎりを作っておくこともできます。
あとは朝起きて冷蔵庫からごはんを取り出すだけ。
簡単ですよね!
2-3.自炊にこだわらない
そもそも自炊をしない、という人はコンビニやスーパーで調達しておくのもひとつの手。
ランチを買うついでに、仕事や学校帰りに、
お店に立ち寄って購入してみてはどうでしょうか?
お惣菜やパンなど、美味しくてお手頃な商品はたくさんあります。
前日に買う場合、
賞味期限が近いサービス品などの割引商品でもじゅうぶん食べられますよね。
うまく活用して朝ごはんを習慣にしましょう。
3.一人暮らしの簡単朝ごはんアイデア5選
だんだん朝ごはんが食べたくなってきましたか?
今まで食べていなかったから何を食べようか悩んでしまったり、明日も朝から忙しい人へ、とっても簡単に朝ごはんを食べることができるアイデアを5つ厳選しましたので、ご紹介します!
3-1.ピザ風トースト
食パンにケチャップ&マヨネーズ&チーズを乗せて焼いただけの簡単ピザ風トースト。
所要時間1分で腹持ちの良い朝ごはんになります。
ちょっと余裕のある朝は、
ピーマンやツナ、ウインナーなどの具を乗せて豪華バージョンにすれば一日の始まりにテンションも上がりますよね!
3-2.卵かけご飯
温かいごはんにたまごをかけるだけなのでとても簡単。
卵とお米なのでタンパク質もブドウ糖も摂取でき、
一石二鳥です!日本人ならではの、時短で美味しい朝ごはん。
醤油を垂らしてもよし、ごま油と塩を少々でもよし、食べるラー油を入れてもよし!
毎日違う味の卵かけご飯を楽しむこともできます!
3-3.レトルトのおかゆ
スーパーやコンビニに売っているレトルトのおかゆ。
お皿に移して電子レンジで温めるだけですぐに食べられる超簡単朝ごはんアイテムです。
水分を含んだお米は消化もよく、
少量のお米を炊き上げているので、
カロリーも低いです。
さらに、おかゆは温かいので体内の温度上げてくれます。
体内の温度が上がると免疫力が高まるので、
病気に強い身体作りまでサポートできるんです。
3-4.コンビニのロールパン
コンビニやスーパーの菓子パンコーナーにある、
4〜5個で100円程のロールパンやミニクロワッサンは焼かなくても美味しいので、
調理せずにそのまま食べられます。
袋から取り出してお口にポイ!
時間がない、という人でもこれなら大丈夫ですよね。
一袋に複数個入っているので、
2日分の朝ごはんにすれば節約にもなります。
朝ごはんの強い味方です!
3-5.プロテインバー
余裕がまったくないとき、
プロテインバーはあなたの朝ごはんの砦となります。
小さくてどこにでも持っていけるため、
通勤通学の途中でも食べることが可能。
インターネットでも購入ができますので、
常備しておくと安心です。
栄養バランス的には物足りないところですが、
とりあえずの補給にはなります。
何も食べないまま昼まで我慢するのではなく、
朝の身体にエネルギーを取り込んでおきましょう。
4.「朝ごはんを食べる」という習慣をつけることが重要
いかがでしたでしょうか?
栄養バランスの取れた朝ごはんを食べることがもちろん理想ですが、
一人暮らしでは時間もなく、面倒だったり、なかなか難しいですよね。
しかし朝ごはんを食べない場合、ギリギリまで寝てしまう癖がついたり、
昼までの間に集中力が途切れてしまったり、
空腹から苛立ちを感じることも。
朝ごはんを食べる習慣ができれば、
朝ごはんの時間もふまえて準備時間を計算するため、
家事を効率よく済ませたり、
早起きができるメリットがあります。
朝ごはんを抜いた生活を続けていると、
脳卒中の発症や糖尿病のリスクを上昇させるという専門家もいます。
デメリットの方が多いことがわかりますね。
簡単にでも朝ご飯を食べることが、
自分の身体と時間を大切にする一歩です。
さぁ、明日の朝ごはんはもう決まりましたか?
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