大学生で一人暮らしをはじめる方にとって生活費がどれくらいかかるか知ることは不可欠です。
本記事では大学生の一人暮らしの生活費の平均と費用の内訳を詳細に解説していきます。
1.1ヶ月に必要な生活費
一人暮らしの大学生が1ヶ月に必要な生活費について、独立行政法人 日本学生支援機構(JASSO)が行った調査(「平成28年度学生生活調査結果」)をもとに解説していきます。
1-1.住居・光熱費 42,000円
住んでいる地方によって大きく変わってくるのが家賃。
都内に住む場合は家賃だけでも6~8万円程度が一般的です。
42,000円は思ったより安いと感じた人も多いと思います。
一度、一人暮らしを始める地域の家賃相場を調べてみることをおすすめします。
また、シェアハウスやルームシェアを活用することで家賃を抑えることもできます。
さらに節約したい方は、インターネット設備、ガスの種類などトータルで物件を選んでみてください!
1-2.食費 25,000円
1ヶ月の食費の平均は25,000円です。
食費は個人差が大きく、自炊等で節約することもできます。
社会人になると忙しく自炊を始める余裕が無くなりますので、学生の内から自炊する習慣を身につけておくと良いですね。
ただ、お金が無い時に真っ先に削りたくなるのが食費ですが、栄養不足で病気になったら意味がありません。
コスト的にも栄養的にも学食は大学生の強い味方になります!
1-3.娯楽費 12,000円
節約しやすいけど、一番譲りたくないのが娯楽費ですよね。
娯楽費には、趣味、レクリエーション、交際費、お酒などの費用が含まれています。
趣味や遊びにかかるお金は、あまり我慢したくないという人も多いと思います。
月に使ってよい金額を予め決めておくとお金を使いすぎる心配がなくなります。
また、人とのつながりは大切です。
交際費についても初めから想定の金額を決めて計画的に行うことがポイントです。
1-4.保健衛生費 2,800円
急な出費になるのが、薬代、治療費などの保健衛生費です。
予め病気にならないように健康的な生活を送ることが大切です。
しかし、病気になってしまった時は無理をせずに病院にいきましょう。
1-5.その他日常費用 13,700円
意外と出費が多いのが日常費用です。
日用品等の生活出需品が対象になります。
安いときにまとめ買いをしておくと、買い物回数も減るので、おすすめです。
1-6.生活費合計 95,500円
一人暮らしの大学生が生活するのに必要なお金は1ヶ月間で10万円前後になります。
食費、娯楽費など個人差がありますが、一つの目安としてとらえてみてください!
2.主な収入源
必要なお金がわかったところで問題なのが、収入源です!
主な収入源とその平均について紹介していきます。
2-1.仕送り 56,500円
一番大きい割合を占めるのが、家族からの仕送りです。
家庭状況によって差はありますが、学費も家族に支払わられているケースが多いようです。
2-2.奨学金 27,800円
大学や国からの制度を利用することで、お金を借りることができます。
多くの学生が利用している制度です。
無償でお金を出してくれる民間団体等もありますので、興味のある方は調べてみてはいかがでしょうか。
2-3.アルバイト 25,000円
大学生が自らお金を稼ぐ手段はアルバイトですよね。
週に2~4回程度アルバイトをしている人が多いです。
授業の忙しさにもよりますが、お金が欲しい時には短期派遣など、アルバイトの時間を増やしてみてはいかがでしょうか。
3.まとめ
一人暮らしに憧れる学生は多いですが、現実を見ると年間で非常に多くの費用を必要とします。
そのため、一人暮らしに必要な費用を事前に把握をしておくことが重要です。
お金は大切ですが、大学生活は貴重な時間ですので、授業、交友関係等も大事にしてください。
しっかりと計画を練りながら、素敵な大学生活を楽しんでください!
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